訪日外国人観光客に人気の旅行先は、以前であればゴールデンルートに偏っていましたが、最近では 地方にもスポットライトが当たり始めています。 このような状況の中、訪日外国人観光客は、何を目当てに地方を訪問しているのでしょうか。日本政策投資銀行では、2017年6月に南九州(宮崎県・鹿児島県)に関するインバウンド観光レポートDBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(南九州版)をリリースしており、南九州(宮崎県・鹿児島県)を訪れる訪日外国人観光客の実態を紹介しています。本資料をもとに、2回に分けて 南九州(宮崎県・鹿児島県)におけるインバウンド観光の特徴 を解説します。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
726,100人のインバウンドが鹿児島・宮崎を訪れた2016年:全国平均を上回る外国人宿泊客の伸びを記録
観光庁の宿泊旅行統計調査 によると、2016年に南九州(宮崎県・鹿児島県)に宿泊した訪日外国人観光客の数は、726,100人 でした。
県別にみていくと、宮崎県では前年比21.4%増の245,180人、鹿児島県では前年比15.7%増の480,920人 の訪日外国人観光客が両県に宿泊しました。外国人宿泊客数の対前年比の伸びは、両県とも全国平均である5.8%増を上回っているため、熊本地震の影響をものともせず、より多くの訪日外国人観光客が、南九州を訪れるようになっていることが把握できます。
「自然」「日本食」「温泉」に関心がある外国人が南九州を訪れている傾向に
日本政策投資銀行が発表した南九州(宮崎県・鹿児島県)に関するインバウンド観光レポートDBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(南九州版)では、南九州(宮崎県・鹿児島県)の観光地を訪れたいと思ったきっかけを紹介しています。
上記のグラフで顕著な点は以下の通りです。
- 宮崎・鹿児島の訪問希望者は 自然や風景、食、温泉 がきっかけで訪日旅行を希望している
- 温泉をきっかけに鹿児島を旅行したいと考えた訪日外国人は57%となっており全国比+14ポイントに
- 治安の良さ がきっかけで宮崎・鹿児島を訪問したいと考える訪日外国人も比較的多い(全国比+10ポイント)
宮崎・鹿児島を訪問したいと考えている訪日外国人観光客は、そもそも 自然や風景、食、温泉 を目当てに日本へ旅行しに来た人が多いことが把握できます。
食に興味がある訪日外国人観光客を確実に飲食店に集客するには?
インバウンドから見た鹿児島・宮崎のイメージ「温泉」「日本的な街並み」「桜鑑賞」
日本政策投資銀行が発表した四国地方に関するインバウンド観光レポート「中国地方におけるインバウンド推進に向けて~DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(平成28年)」では、南九州(宮崎県・鹿児島県)訪問を希望している訪日外国人観光客がもっている両県に対するイメージを紹介しています。
鹿児島の訪問を希望する訪日外国人観光客のうち80%以上が「温泉」「日本的な街並み」「桜鑑賞」を楽しめることを想定して両県訪問を検討しています。また、「紅葉鑑賞」をイメージしている人は、全国比である50%より22ポイント高い72% となっている点にも着目するべきです。「温泉」「日本的な街並み」「桜」「紅葉鑑賞」。これらのキーワードを楽しめる環境をインバウンド向けに整備し発信していくことが重要 でしょう。
また、宮崎県の訪問を希望する訪日外国人観光客も同様に80%以上が「温泉」「日本的な街並み」「桜」を楽しめることを想定して両県訪問を検討しています。宮崎県で「(良質な)日本旅館」をイメージして宮崎県訪問を希望する訪日外国人観光客は、全国比58%より21ポイント多い79%になっている点にも注目です。 これは鹿児島県よりも7ポイント高い結果であり、訪日外国人観光客は、宮崎県の日本旅館に大きな期待を寄せている ことが推測できます。
訪日外国人は鹿児島・宮崎で「温泉」「食」「桜」を楽しみたい
日本政策投資銀行が発表した南九州(宮崎県・鹿児島県)に関するインバウンド観光レポートDBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(南九州版)では、宮崎・鹿児島を訪問したい訪日外国人観光客が、具体的に何を体験してみたいことに関して紹介しています。
鹿児島・宮崎両地域ともに 「伝統的日本料理を食べる」「桜の鑑賞」に対する要望が大きく、70%以上の訪日外国人観光客が上記の選択肢を回答 しました。
また、「温泉に入浴したい」と回答した訪日外国人観光客は、鹿児島県で69%、宮崎県で67% となっており、この数値は全国平均である56%よりもそれぞれ13%、11%多い結果になっており、別府という温泉地の存在や、昨年「温泉一体型テーマパーク」の動画が大きな注目を浴びたように、やはり 九州=温泉 といったイメージは外国人の間で根強いものであることが推測できます。
大分県別府市による"温泉一体型テーマパーク"の動画がわずか3日間で100万再生! 海外の反応は?
大分県別府市がYouTube上に公開した動画「100万再生で本当にやります!別府市・湯~園地計画!」が世界的な人気を集めています。「100万回再生されたら、動画内で描かれた温泉一体型テーマパークを実現する」というタイトルを読んで分かるとおりの内容なのですが、公開からわずか3日間で目標を達成しました。あまりの早さに、長野恭紘市長が「やってしまった」とコメントしたことも注目の的となっています。さて、動画では最初から最後までタオル1枚の男女が遊園地内を楽しんでいる描写が続きます。温泉、銭湯といっ...
タトゥー受け入れ率は0.86% 訪日外国人観光客の温泉への期待とは裏腹に温泉の刺青お断り率はまだまだ高い
訪日前の期待と今回したこと:観光庁訪日ラボでもお伝えしている通り、2016年は2500万人突破のペースで訪日外国人観光客が増加しています。2020年に東京オリンピックも控えていることもあり、今後も増加の傾向は続くものと思われます。その訪日外国人観光客の訪日目的として上位にランクインするのが「温泉入浴」。観光庁の「訪日外国人 消費動向調査」によれば、訪日外国人観光客のおよそ3割が、訪日前に温泉入浴に期待しており、また4割弱が実際に温泉入浴を楽しんでいる模様。そこで課題となるのが「温泉施設で刺...
温泉や体験などのオプショナルツアーの予約サービスについてより詳しい資料のダウンロードはこちら
南九州は「旅行しにくい」というよりかは「(地震の影響から)旅行するのが怖い」?
日本政策投資銀行が発表した南九州(宮崎県・鹿児島県)に関するインバウンド観光レポートDBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(南九州版)では、宮崎・鹿児島の訪問を検討する訪日外国人観光客が、旅行時に懸念していることにかんして取り上げています。
熊本地震の影響からか地震を心配する声は訪日外国人観光客の間で強く鹿児島では48%、宮崎では45%が同選択肢を回答 しました。これは 全国比より10ポイント以上多い 数字です。インバウンド誘致を検討する事業者は インバウンド向け防災対策も検討していくべき でしょう。地震と併せて 放射能に対する不安も全国比より10ポイント以上多い数字に なっています。(宮崎では42%、鹿児島では41%)
他の地方観光地では高い傾向にある「言葉が通じるかどうか不安」「滞在費・渡航費用が高い」との選択肢は、南九州(宮崎県・鹿児島県)では比較的低い模様。 どちらの選択肢も全国平均を下回っています。
宮崎・鹿児島を訪問したい外国人観光客は、「旅行しにくい」というよりかは「(地震の影響から)旅行するのが怖い」 という不安を抱えているようです。
訪日外国人観光客への防災インバウンド対策とは。防災備品レンタルサービスが開始&今までの政府の取り組みをおさらい
合同会社Life Droneのプレスリリースによると、同社は訪日外国人観光客向けに防災備品「sonae」のレンタルサービスを開始しました。今までであれば訪日外国人観光客への防災対策は主に政府によって行われてきましたが、今回は民間企業による防災インバウンドへのアプローチ。ホテル、宿などの宿泊施設、また観光施設などの従業員にとっては朗報です。 目次民間企業から防災インバウンド対策へのアプローチ:新サービス「sonae」防災備品をリュックサック1つにこれまでの政府の災害発生時における訪日外国人観...
訪日客の9割が自国語対応の防災アプリを望んでいる…訪日アジア圏観光客は日本人よりも高い防災意識!?意識調査で明らかに
「インドに行くなら、水には注意」「ヨーロッパに行くなら、スリ、ひったくりに気を付けないといけない」。海外旅行に行く際に、そういった話を聞かされた経験のある人は多いのではないでしょうか。自国とは違い、勝手の分からない国外で発生しやすいトラブルは、イメージとして共有されているものです。本当にそれが最も可能性の高いトラブルで、一番注意すべきことなのかというと難しいところですが……。NTTレゾナントは平成29年(2017年)3月9日、各国の訪日外国人観光客などを対象にしたアンケートを行い、防災意識...
まとめ:南九州においても順調なインバウンド誘致 訪日外国人の生の声をインバウンド対策に活用しよう
日本政策投資銀行が発表 した南九州(宮崎県・鹿児島県)に関するインバウンド観光レポートDBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(南九州版)をもとに、南九州(宮崎県・鹿児島県)を訪れる訪日外国人観光客の実態を3回に分けて紹介するシリーズ。今回は初回です。
2016年に南九州(宮崎県・鹿児島県)に宿泊した訪日外国人観光客の数は、726,100人。宮崎県では前年比21.4%増の245,180人、鹿児島県では前年比15.7%増の480,920人 の訪日外国人観光客が両県に宿泊しました。
外国人宿泊客数の対前年比の伸びは、両県とも全国平均である5.8%増を上回っているため、熊本地震の影響をものともせず、より多くの訪日外国人観光客が、南九州を訪れるようになっていることが把握できます。
南九州(宮崎県・鹿児島県)を訪れたいと考えている訪日外国人観光客は、自然や風景、食、温泉 を目当てにしています。特に「温泉に入浴したい」と回答した訪日外国人観光客は、鹿児島県で69%、宮崎県で67%となっており、南九州における温泉へのイメージは強いものに なっています。
観光時に 「言葉が通じるかどうか不安」「滞在費・渡航費用が高い」など他の地方観光地では訪日外国人観光客に懸念されている点は、南九州ではそこまで不安視されておらず、逆に熊本地震の影響から「地震」や「放射能」を懸念する声が強いようです。
インバウンドの動向を知る為のインバウンドデータについてより詳しい資料のダウンロードはこちら
「インバウンドデータ」の資料をDLして詳しく見てみる 「調査・リサーチ」の資料をDLして詳しく見てみる
<地方のインバウンド動向に関する記事一覧>
2016年 岡山県インバウンドは前年比165%の急成長:中国地方に訪日外国人を誘致したい場合に知っておくべきことまとめ①
観光庁が2017年6月30日にリリースした宿泊旅行統計調査によると、2017年4月に地方部に宿泊した訪日外国人は、一昨年・去年と比べてそれぞれ10.2%、17.2%と増えており、地方部は訪日外国人観光客に人気の滞在先となりつつあることがわかります。このような状況の中、訪日外国人観光客は、何を目当てに地方を訪問しているのでしょうか?日本政策投資銀行では、2017年2月に四国地方に関するインバウンド観光レポート「中国地方におけるインバウンド推進に向けて~DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外...
中国地方を訪れる訪日客は意外な場所でショッピングをしている?中国地方に訪日外国人を誘致したい場合に知っておくべきことまとめ②
観光庁が2017年6月30日にリリースした宿泊旅行統計調査によると、2017年4月に地方部に宿泊した訪日外国人観光客数は、一昨年・去年と比べてそれぞれ10.2%、17.2%と増えています。地方部を滞在先として選ぶ訪日外国人観光客は年々増加していることがわかります。このような状況の中、訪日外国人は、何を目当てに地方を訪れているのでしょうか?日本政策投資銀行では、2017年2月に四国地方に関するインバウンド観光レポート「中国地方におけるインバウンド推進に向けて~DBJ・JTBF アジア・欧米豪...
中国地方のインバウンド
訪日外国人観光客に人気の旅行先は、以前であればゴールデンルートに偏っていました。しかし最近では 地方にもスポットライトが当たり始めています。観光庁の宿泊旅行統計調査によると、2017年4月に地方部に宿泊した訪日外国人観光客数は、一昨年・去年と比べてそれぞれ10.2%、17.2%と増加。地方部を滞在先として選ぶ訪日外国人観光客が着実に増えていることが把握できます。そのような状況の中、訪日外国人観光客は、何を目当てに地方を訪れているのでしょうか?日本政策投資銀行では、2017年2月に四国地方に...
2016年 四国インバウンドは過去最高の65万人
訪日外国人観光客に人気の旅行先は、以前であればゴールデンルートに偏っていましたが、最近では 地方にもスポットライトが当たり始めています。観光庁が2017年6月30日にリリースした宿泊旅行統計調査によると、2017年4月に地方部に宿泊した訪日外国人観光客数は、一昨年・去年と比べてそれぞれ 10.2%、17.2%と増えており、地方部を滞在先として選ぶ訪日外国人観光客が着実に増えていることがわかります。そのような状況の中、訪日外国人観光客は、何を目当てに地方を訪れているのでしょうか?日本政策投資...
台湾人は四国地方に関心が高く、5人に1人が高知県を知っている:四国地方に訪日客を誘致したい場合に知っておくべきデータまとめ[後編]
近年、訪日外国人観光客の地方訪問が増加しています。では、訪日外国人観光客は、何を目当てに地方を訪れているのでしょうか?日本政策投資銀行では、2016年10月に四国地方に関するインバウンド観光レポート「四国のインバウンド観光動向-DBJ/JTBFアジア・欧米豪訪日外国人旅行者の意向調査(平成28年度版)結果等から-」を発表。四国地方を訪れる訪日外国人の実態を紹介しています。本資料をもとに、2回に分けて 四国地方におけるインバウンド観光のポイント をご紹介します。今回は後編です。訪日客の地方誘...
知名度皆無も75%がリピーター!北陸地方は訪日客にとっての穴場スポット?アンケート調査を通じてわかった北陸地方の意外なインバウンド観光の実態
訪日外国人観光客に人気の旅行先は、以前であればゴールデンルートに偏っていましたが、最近では地方にもスポットライトが当たり始めています。観光庁が2017年6月30日にリリースした宿泊旅行統計調査によると、2017年4月に地方部に宿泊した訪日外国人観光客数は、一昨年・去年と比べてそれぞれ10.2%、17.2%と増えており、地方部を滞在先として選ぶ訪日外国人観光客が着実に増えていることがわかります。そのような状況の中、訪日外国人観光客は、何を目当てに地方を訪れているのでしょうか?日本政策投資銀行...
[前編]新潟県に訪日外国人を誘致したい場合に知っておくべきことまとめ:新潟県を訪れる訪日客の64.2%がスキーシーズンに宿泊
近年の訪日外国人観光客は、何を目当てに地方を訪れているのでしょうか?日本政策投資銀行では、2017年4月に新潟県に関するインバウンド観光レポート「新潟におけるインバウンド推進に向けて-認知度向上を図り、ホンモノ志向客の有利促進を-」を発表。新潟県を訪れる訪日外国人観光客の実態を紹介しています。本資料をもとに、2回に分けて新潟県におけるインバウンド観光の特徴をご紹介していきます。目次新潟県の訪日客延べ宿泊者数は過去最高の187,000人に しかし全国比では低下新潟県の宿泊した訪日客の中でもっ...
[後編]新潟県に訪日外国人を誘致したい場合に知っておくべきことまとめ:訪日客は新潟県に「食」と「自然」を望んでいる
訪日外国人観光客に人気の旅行先は、以前であればゴールデンルートに偏っていましたが、最近では 地方にもスポットライトが当たり始めています。 そのような状況の中、最近の訪日外国人観光客は、何を目当てに地方を訪れているのでしょうか?日本政策投資銀行では、2017年4月に新潟県に関するインバウンド観光レポート「新潟におけるインバウンド推進に向けて-認知度向上を図り、ホンモノ志向客の有利促進を-」を発表しました。本資料をもとに、2回に分けて新潟県におけるインバウンド観光の特徴をご紹介します。今回は後...
<参照> - 日本政策投資銀行:DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(南九州版)
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!