日本政府観光局(JNTO)によると、2017年10月の時点での訪日外国人の数は、去年の同時期の人数を大きく上回っており、過去最高となっています。2019年ラグビーワールドカップや2020年東京オリンピックに向けてインバウンド対策が加速するなか、インバウンドをめぐる数値はどのように変化しているのでしょうか。
本記事では、めまぐるしく変化するインバウンド市場の動向をつかめるよう、2017年のインバウンドにまつわる数字をわかりやすくまとめました。ぜひ、2017年の総まとめとしてご活用ください。
インバウンド対策なにから始めたら良いかわからない?
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)- 2017年訪日外国人の動向に関する統計データ
- ①【訪日外客数】訪日外国人数は前年度比18.3%増ペース! 2017年内に2800万人を超す見込み
- ②【国籍別分析】訪日韓国人が爆発的な増加…が、北朝鮮ミサイル問題に対する懸念もアリ
- ③【インバウンド消費】四半期での訪日外国人の国内消費額が初めて1兆円を突破!2017年は4.2兆円突破見込みに!
- ④【1人あたり消費額】ベトナムが中国を抜いて首位に登場
- ⑤【不満・困ったこと】訪日外国人が困っていることは、もはや無料Wi-Fiの少なさではない?
- 国内で見られた変化
- ⑥【空港別訪日外国人利用者数】外国人の空港利用客で関空が成田に肉薄 インバウンドの舞台が東京から関西へ
- ⑦【客室稼働率】ビジネス&シティホテルの稼働率は高水準を維持 旅館需要も底上げされ、民泊の活用にも期待が
- インバウンド消費に関連するトレンドデータ
- まとめ:訪日外国人の行動だけでなく、国内の変化も把握することが不可欠
目次
2017年訪日外国人の動向に関する統計データ
①【訪日外客数】訪日外国人数は前年度比18.3%増ペース! 2017年内に2800万人を超す見込み

2017年は、上半期の時点で累計訪日外国人数が1,300万人を超え、過去最高を記録しました。このペースだと、2017年の合計訪日外国人数は2,800万人を上回ると予測されています。また、矢野経済研究所の資料によると、2018年には3,000万人を超す見込みとなっていて、ますますインバウンド需要が加速すると考えられます。
東京五輪まであと3年 今後インバウンド市場はどうなる?各社の訪日外国人数予測レポート比較&まとめ
先日公開した記事「今年はどんな1年に? 観光庁長官が年頭所感で明らかにした「2017年のインバウンド業界で起こること」では2016年のインバウンドの振り返りを踏まえて、2017年のインバウンド市場について観光庁長官 田村明比古氏の会見について解説しました。昨年2016年は、2015年の日本のインバウンド市場最高の盛り上がりをうけてか、各社から今後のインバウンド市場の予測値が発表されました。今回は、これら各社の訪日外客数予測値についてピックアップし解説していきます。インバウンド市場や各国の訪...

月別で見ても、過去のどの月よりも高い記録を打ち出しており、インバウンド需要が好調に推移していることがうかがえます。
なお、2月に数値が落ち込んでいるように見えますが、これは中国の春節(旧正月)の時期がずれ込んだ影響によるものです。2017年の春節は1月末スタートでした。一方、昨年2016年は2月にスタートでしたので、春節需要が2016年は2月に、2017年には1月に集中したことが、2017年2月の落ち込みの要因です。
しかしながら、 春節期間を含む1月〜2月の合計では、前年同期比17.0%増であり、基本的には堅調な伸びを見せていることがわかります。
2017年3月のインバウンド市場は?:韓国市場が前年比30%増で絶好調、一方中国不振、欧米圏もイースターズレで不調
2017年3月のインバウンド市場は、訪日外客数が220.6万人で前年同月比 9.8%増となり、3月として過去最高となりました。しかしながら、昨年3月スタートだったイースター休暇が今年は 4 月となったことで、欧米豪などの市場の伸びが足止め。先月に引き続きインバウンド市場全体としては1桁台の伸びにとどまりました。それでは、2017年3月の各国のインバウンド市場の状況と、前月2月にビジットジャパンによって行われた各国インバウンド市場向けプロモーションを見ていきましょう<2017年2月のインバウ...
インバウンド市場や各国の訪日外国人に関する調査やもっと詳しいインバウンドデータ知るには?
②【国籍別分析】訪日韓国人が爆発的な増加…が、北朝鮮ミサイル問題に対する懸念もアリ
地域別でみてみると、やはりアジア圏からの訪日外国人が多く、その割合はなんとインバウンド市場の 87% を占めています。中国からは例年多くの訪日外国人が訪れますが、今年2017年は、特に訪日韓国人の爆発的な増加が見られました。これには、LCC便の増加や、SNSを通じた九州地方の魅力訴求 などが功を奏したと見られます。一方で、北朝鮮ミサイル問題による 朝鮮半島の緊迫化 が今後韓国市場に影響を及ぼす可能性があるため、注視する必要があります。
今年2017年春 九州を最も訪れていたのは訪日韓国人:4月には100%以上増 LCCの大幅増便が鍵
国土交通省 九州運輸局は九州を訪れた訪日外国人観光客数の推移を発表しており、2017年3月(確定値)、2017年4月(確定値)及び5月(速報値)を発表しました。今年の春に九州を訪れた訪日外国人観光客の動向 について詳しく見ていきましょう。目次2017年3月の主な市場動向① 韓国からの訪日外国人観光客が前年同月比 +46.6%と大幅に上昇。② 中国からの訪日外国人観光客が前年同月比 +4.7% クルーズ船を含めた前年同月比では+26.5%に。③ 台湾からの訪日外国人観光客は前年同月比 -7....
外務省、北朝鮮ミサイルの影響で韓国への渡航に注意喚起:インバウンドへの影響は?
外務省は先日4月11日、韓国に渡航・滞在する人に向けた注意喚起を発表しました。北朝鮮の弾道ミサイルの発射を巡る朝鮮半島情勢の緊迫化によるもので、現時点では「直ちに邦人の皆様の安全に影響がある状況ではなく,危険情報は出ておりません」としています。 外務省、韓国への渡航・滞在に注意呼びかけ外務省は4月11日、同省が運営する、安全な海外渡航・滞在のため情報を提供する「海外安全ホームページ」にて韓国に渡航・滞在する人に向けたスポット情報を発表しました。本発表は4月5日に北朝鮮が弾道ミサイル1発を発...
③【インバウンド消費】四半期での訪日外国人の国内消費額が初めて1兆円を突破!2017年は4.2兆円突破見込みに!

この続きから読める内容
- 爆買いの終焉でメーカーにも大打撃!? 百貨店、家電量販店に加え、腕時計、化粧品メーカーの経営状況にも影響
- 訪日客消費額が前年比マイナス…ってホントに?現地通貨ベースでは消費額上昇、原因は「コト消費」ではなく為替にあり!!
- ④【1人あたり消費額】ベトナムが中国を抜いて首位に登場
- 一度の訪日旅行で19万円支出する「訪日ベトナム人」は第二の爆買いを引き起こしうるのか? 訪日ベトナム人を誘致する際知っておきたいことまとめ
- ⑤【不満・困ったこと】訪日外国人が困っていることは、もはや無料Wi-Fiの少なさではない?
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