2018年度中には3000万人に達すると言われる訪日旅行者数。主要都市観光ルートだけでない、地方の魅力的な旅行先を探す外国人旅行者も増えています。外国人旅行者を「我が町」に呼び込みたいなら、インターネット上での口コミ効果を狙うSNSマーケティングは欠かせません。
訪日数が最多の訪日中国人に向けて情報発信をしたい自治体も多いかと思いますが、中国向けSNSマーケティングでは中国ならではのネット特殊事情とその対応策を頭に入れておくべきでしょう。影響下にある市場規模は日本円で9000億円ともいわれる中国版SNSインフルエンサー、網紅(ワンホン)とKOLについてまとめました。
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訴求する「ツボ」を押さえた口コミをするSNSインフルエンサー
訪日外国人向けのインターネットマーケティングを行うとき、「我が町」を魅力的な旅行先だと感じてもらうポイントはどこにあるのでしょうか?国や文化によって訴求するポイントは異なるため、日本人担当者ではうまく発信できないこともありえます。
マーケティング対象の国・地域やターゲット層ははっきりしているが、そこに切り込むメッセージが見えない…そんな時に頼りになるのがインフルエンサーを使ったマーケティングです。
インフルエンサーとはSNS上でたくさんのフォロワーを持つネットの人気者で、対象となる国や地域のフォロワーに強い発信力を持っています。
ターゲットしたいタイプのフォロワーを持つインフルエンサーと上手く組めれば、彼らが自分の言葉で「ツボ」を押さえた情報発信をしてくれます。ターゲットしたい層に、一番てっとり早くアピールできるのがインフルエンサーを起用したマーケティングなのです。
中華圏向けマーケティング 2018年はトライアンドエラーから一歩先へ!
中国版SNSインフルエンサー 網紅(ワンホン)とKOLの違い
いま中国向けSNSマーケティングでインフルエンサーとして注目されているのは、網紅(ワンホン)とKOLです。「網」は文字通りインター“ネット”・「紅」は“人気者”を表し、KOLは(Key Opinion Leader=キーオピニオンリーダー)を略したものです。
網紅とKOLの違いは、それほど明確ではないものの、KOLはSNSインフルエンサー全般を、網紅は動画インフルエンサーを指して使われることが多いようです。
中国のネットショッピング市場では美容・子育て・家庭用品といった女性向け商材が上位を占めており、そのためか、日本で注目されている網紅(ワンホン)とKOLも、日本在住の主婦など中国人女性が多いようです。
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なぜ日本人アイドルではダメなのか?理由は中国特有のプラットフォームに
「日本人アイドルだって中国で人気がある。なぜわざわざ中国人の網紅(ワンホン)とKOLを起用するの?」
という印象をお持ちであれば、思いだして頂きたいこと。それは中国のインターネットの特殊事情です。
グローバルなSNSプラットフォームとされるFaceBookやTwitter、インスタグラムは中国国内ではアクセスできず、事実上使えません。ですので、これらのプラットフォームにいくら中国向け情報発信をしても中国人には届かないということになります。
中国国内ではWeibo (微博)やWeChat(微信)といった、中国製のインターネットプラットフォームが使われていますので、中国人に向けて情報発信をしたいなら、これらのプラットフォームで活躍して多数のフォロワーを有する中国人の網紅(ワンホン)とKOLを起用しなくては意味がないのです。
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網紅(ワンホン)もKOLも企業スポンサーがつくビッグビジネスに成長しつつある
これほど注目が集まっている網紅(ワンホン)とKOLですから、企業が放っておくはずもなく、フォロワーが多いインフルエンサーは次々とスポンサーがついて、彼らと企業をつなぐビジネスも盛んになっています。
この続きから読める内容
- 旅行ジャンルSNS「Qyer」では、お金を使わないでも中国人インフルエンサーに取り上げてもらえることもある
- まとめ:中国で訪日マーケティングしたいなら中国人インフルエンサーを起用すべき
- 日本の魅力ある商品を在日外国人インフルエンサーとつなげるマッチングプラットフォーム「trial JAPAN」
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