KOC(Key Opinion Customer)とは?訪日中国人向けインフルエンサーを集客するインフルエンサーの探し方

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KOC(Key Opinion Customer)とは、中国のインフルエンサーで一般のユーザーよりも一部の範囲で影響力があるユーザーを指します。

インフルエンサーマーケティングでは、どのような人物を起用するかがポイントとなります。

特に中国人向けのプロモーションでは、KOCという宣伝手法が注目されています。

この記事では、KOCとKOLの概要、KOCが注目される理由、中国人向けマーケティングのポイント、KOCの探し方を解説します。

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KOC(Key Opinion Customer)とは?

KOC(Key Opinion Customer:キー・オピニオン・カスタマー)とは、インフルエンサーの一種です。

KOCの他にKOL(Key Opinion Leader:キー・オピニオン・リーダー)と呼ばれるインフルエンサーもいます。

以下では、KOCの概要、KOLとの違い、KOCが台頭した要因を解説します。

中国のSNSで注目されている「KOC」

KOCとは、Key Opinion Customer(キー・オピニオン・カスタマー)の略称です。

Weibo微博:ウェイボー)やWeChat微信:ウィー・チャット)などの普及に伴って、双方向のコミュニケーションが取れるツールから情報を取得する動きが増えました。

KOCと呼ばれるインフルエンサーは、WeiboWeChatなど活用して自分が実際に体験した情報を発信します。

次に解説するKOLに比べ再生回数や拡散力は劣りますが、よりユーザーに近い立場で体験を発信する事によりコンバージョン率が高い傾向です。

2018年12月にサービスを開始したECプラットフォーム「好物看台」では、KOCのコンテンツを活用して、商品のプロモーションや販売をしています。

「好物看台」では、「最低でも2万人以上のフォロワーがいてセンスのあるブロガー」をKOCの条件としています。

数百万人のフォロワーを抱えるインフルエンサーや芸能人よりも安い広告費でプロモーションできる点が魅力です。

KOLとKOCとの違いとは?

KOCは、KOL(Key Opinion Leader:キー・オピニオン・リーダー)に次いで台頭しました。

KOLとは、SNSで多くのフォロワーを抱えており、影響力の大きな有名人を指します。

中国はもともと口コミを重視する国民性で、SNSの普及に伴って自分が応援している著名人やフォローするインフルエンサーの発言を重視しています。

企業はプロモーションの一環でKOLにSNSで商品を紹介をしてもらい、フォロワーへ宣伝する手法を行っていました。

KOLが注目される一方で実際には使用していない商品をオススメする、広告の色が強いコンテンツが配信されるなどの問題も発生しており、KOLの宣伝について信頼性を欠く事態も発生しています。

上記のような問題があるど同時に、KOLの影響力が大きくなり、俳優やアイドルのような「一般人から遠い存在」になってしまった背景があります。

そのためユーザーが、より信頼性の高く、リアルで自分たちに近い視点の口コミを重視するようになり、KOCのプロモーションが注目されています。

KOLとKOCはどう違う?中国ネット用語「种草」徹底解説【テストに出る中国マーケティング用語】

ライフタイムバリュー、バイラルコンテンツ、など、どこかで耳にしたことはあるのに、意味を問われてもとっさに答えられなかった…という体験をしたことのある方もいるのではないでしょうか?前者は、生涯価値と訳され、顧客との取引開始から終了までの全期間で企業が得ることのできる利益のことで、LTVと略されることもあります。後者は、ウイルスが伝染するかのように、ユーザーによるシェアを通じてウェブ上で拡散される(された)コンテンツのことを指します。中国での流行を理解するのに、同地でのマーケティング理解は欠か...

訪日中国人向けインフルエンサーマーケティング

KOCが台頭した背景には、「消費者目線の口コミを重視する」という中国人の特徴が深く関係しています。

訪日中国人向けのマーケティングを考える上では、中国人の求めるインフルエンサー像や、よく利用しているSNS、訪日旅行での注目ポイントをおさえておくと効果的です。

中国人が求めるインフルエンサーとは

中国では、テレビや雑誌などのマス広告よりも、知人の評価や口コミを信頼する傾向があります。

そこで注目されたのが芸能人よりも消費者に近く、フォロワーの共感を得やすいインフルエンサーです。

特に専門的な知識を持っており、かつ消費者目線から情報を発信できるKOCに対する需要が高くなっています。

例えば、化粧品に詳しい消費者が有名ブランドのコスメを比較するコンテンツや、グルメに詳しい消費者が商品を食べ比べるコンテンツは、リアルな口コミとしてユーザーに刺さるコンテンツとなります。

訪日旅行で注目されるコンテンツは?

中国人は、訪日旅行のスケジュールや訪問先を決定する際にもネットのレビューや、知人の口コミを参考にしているようです。

数年前に「爆買い」で大きな話題となりましたが、現在のトレンドは「コト消費」が注目されています。

公共交通機関の利用が高い訪日中国人は、地方空港から電車やバスで訪れることができる場所で、より日本を感じられるディープな体験を好んでいる傾向にあります。

その他の注目ポイントとしては、あまり中国人が訪れない場所を訪問したいと考える人も多いようです。

特に地元住民や旅行者とのローカルなふれあいが楽しめる観光地は人気があります。

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WeChat

WeChatは、中国の大手IT企業“Tencent”が運営するアプリです。

メッセージ機能の他に、音声通話、電子決済、タクシー手配など、さまざまなサービスを提供しており、2018年10月時点の月間アクティブユーザーは10億以上と言われています。

TikTok

TikTokは、SNS型動画配信プラットフォームです。

誰でも手軽にショートムービーを制作でき、ユーザーは好きな配信者をフォローしたり、動画に対してコメントしたりして楽しめます。

2018年7月時点の月間アクティブユーザーは3億にも達しています。

快手

快手は、ショートムービーに特化したSNSです。

主な機能は、動画の撮影、編集、配信、閲覧で、7秒から57秒までの動画を投稿できます。

ユーザーはハッシュタグを用いて見たい動画を検索できます。

小紅書

小紅書は、SNS型ECアプリです。

ユーザーは、写真や動画の中で紹介されている商品を、アプリ内で購入できます。

2018年9月時点の月間アクティブユーザーは3,500万を突破しており、今後さらなる成長が期待されています。

KOCインフルエンサーの探し方

KOLや芸能人に比べてフォロワー数が少なく、活動の規模が小さいKOCインフルエンサーは、事務所に所属していないケースがほとんどです。

そのため、宣伝を依頼するKOCインフルエンサーを探す際には苦労することもあるでしょう。

以下では、KOCインフルエンサーの探し方を解説します。

探し方は2通り

KOCインフルエンサーの探し方には、自分で探す方法とインフルエンサーマーケティングツールを使う方法があります。

自分で探せばコストはかかりませんが、ツールを使えば時間をかけずに求める人材を探せます。

自力で探す場合

Instagramを活用して探す方法を紹介します。

まずは、ハッシュタグで商品に関連するキーワードを検索します。

例えば、化粧品の宣伝をしてもらいたい場合は「#コスメ」、ダイエット食品の宣伝をしてもらいたい場合は「#ダイエット」のように検索すると良いでしょう。

そして、検索結果画面から商品イメージに合う投稿を探します。

検索結果の上位には、フォロワー数の多い芸能人やKOLの投稿が多く表示されるため、KOCを探すときはある程度さかのぼる必要があります。

KOCの投稿を発見したら、投稿者のプロフィール画面へと遷移し、フォロワー数に対する「いいね」数マーケティングのターゲットとフォロワーの共通度を確認します。

インフルエンサーマーケティングツールを使う場合

インフルエンサーマーケティングツールでは、ジャンルやターゲットごとに求める人材を探すことができます。

ここでは、Klearを使った探し方を解説します。

インフルエンサーの規模や得意分野、フォロワーのメイン層などの条件を設定すると、条件を満たすインフルエンサーが検索結果に表示されます。

Klearでは、各インフルエンサーのエンゲージメント率やフォロワー情報も一目で確認できるため、手間が省けます。

コストはかかりますが、探す手間が省けるため効率よく商品イメージに合うインフルエンサーを探せます。

訪日中国人のニーズに合ったインフルエンサー

訪日中国人向けのプロモーションでは、インフルエンサーを上手く活用することがポイントです。

中でも近年注目されているKOCによるプロモーションは、消費者に共感してもらいやすく、購買意欲を刺激できます。

インフルエンサーを活用してプロモーションをする場合は、フォロワーの性別や年代、嗜好が、プロモーションのターゲット像に一致していないと良い結果につながらないため、注意が必要です。

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日本のインバウンド事業者が知らない「中国現地の最新旅行トレンド」


コロナ禍の収束後、インバウンド需要が順調に回復を続ける中、唯一回復が大きく遅れていた中国市場。

一方、ここ数か月の間は訪日中国人客数が順調に回復してきており、訪日旅行消費額も2024年1〜3月期では台湾を抜き、1位となったことがわかっています。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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