2018年 訪日客3000万人超え間近に | 訪日観光客を増やすために、今地方や企業に求められる対応は?

2018年 訪日客3000万人超え間近に | 訪日観光客を増やすために、今地方や企業に求められる対応は?

10月の訪日観光客は過去最高の264.1万人

JNTO(日本政府観光局)がこのほど発表した「訪日外客数(2018年10月推計値) 」によれば、2018年10月の訪日外客数は、前年同月比1.8%増の264.1万人を記録。2017年10月の259.5万人を約4万人上回って、10 月として過去最高となりました。

9月には、台風21号による関空閉鎖や、最大震度7を記録した北海道地震などが立て続けて発生し、5年8か月ぶりに前年同月割れをしましたが、10月のインバウンドは復調傾向にあります。

訪日客の地方誘致に重要なのは、まず「知ってもらうこと」。効果的なインバウンドプロモーションを資料で詳しくみてみる

2018年 3000万人超えはほぼ確実か

今回発表によれば、2018年1月から10月までの訪日観光客数は2610.9万人となりました。2017年の11月、12月の訪日観光客数がそれぞれ約238万人、252万人だったことを考えれば、2018年の3000万人到達はほぼ確実といえるでしょう。

いままでのインバウンド・これからのインバウンド

訪日観光客に人気の観光スポットといえば、「外国人に人気の日本の観光スポットランキング」で5年連続1位に輝いた京都の「伏見稲荷大社」をはじめ、「銀座」「大阪道頓堀」「名古屋城」といった、3大都市やゴールデンルート上にある”わかりやすい”観光地・スポットを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

インバウンドで人気の観光地ランキング TOP30

訪日外国人に人気の観光地はどこなのでしょうか?また、その観光地はなぜインバウンドで人気なのでしょうか?訪日外国人が参考にする口コミサイト「TripAdvisor(トリップアドバイザー)」の外国人に人気スポットランキングをもとに、それぞれの観光地のインバウンド対策や、インバウンドで人気の理由を、口コミやInstagramの投稿から分析します。


しかし、ここ数年は「新宿御苑」「厳島神社」「伊勢神宮」などの緑豊かな癒しのスポットが、訪日観光客から高い人気を集めています。また、中国人観光客による“爆買いブーム”が落ち着き、モノ消費からコト消費へとニーズが変化していった結果、訪日観光客の行き先が「遊んで楽しめる場所」から「のんびりくつろげる場所」へと変わりつつあります。

そのため今後は、ただ単に「外国人にモノを売る」ことだけを考えるのではなく、地方をPRする、その土地ならではの魅力発信をしていくことがより重要になってきます。

訪日観光客を増やすにはどうすればいい?

そもそも訪日観光客が増えている理由はなんなのでしょうか。それは、大手航空会社やLCCの増便による航空座席供給量の増加、為替の影響、日本政府の戦略的ビザ緩和や、JNTOなどを筆頭に「ビジット・ジャパン」プロジェクトとして進めている訪日旅行プロモーションの効果が背景にあると考えられています。

オリンピックを2年後に控える

2017年の訪日外国人客数は、前年比19.3%増の2,869万人と5年連続で過去最高を記録しました。さらに、このままのペースで訪日外国人が伸び続ければ、2020年には政府が掲げている目標の4000万人を上回る4,517人になると、みずほ総合研究所が予想しています。他にも、2020年には東京オリンピックの開催が控えており、外国人が増えているのはオリンピックの影響なのではないかという声もあります。しかしながら、訪日外国人が増えているのは本当にオリンピックが原因なのでしょうか?そこで今回は、訪日...

2016年には、日本政府は、訪日外国人観光客数の目標人数を2020年に4,000万人、2030年に6,000万人に設定。東京オリンピックが開催される2020年を目前に控えている日本では、観光は成長戦略の大きな柱のひとつであり、地方創生の切り札と言えるでしょう。

日本のインバウンドが2020年・東京五輪で「終わらない」3つの理由とは?

東京オリンピックの開催が近づく中、日本のインバウンド市場は大きな盛り上がりを見せています。政府も2020年に訪日外国人数4,000万人という目標を掲げ、日本はまさに国をあげてインバウンド誘致に取り組んでいます。しかし一方で、オリンピック後のインバウンドに関して不安の声も聞かれます。一部では「日本のインバウンドは東京オリンピックまで。終わったら衰退する」と考えられているのも確かです。しかし、日本のインバウンドは東京オリンピックまでではありません。というのも、過去のオリンピック開催地では、開催...


それでは、地方や企業は、このインバウンドの波に乗るために何をしなければならないのでしょうか?基本をおさらいしていきましょう。

InstagramやTwitterなどのSNSで拡散を狙う

現在、Instagramの利用者は全世界で5億人にものぼります。多くの訪日外国人観光客は、旅行先で撮影した風景や食べ物、人物の写真を自身のSNSにアップして、自分の日常の様子を投稿しています。つまり、SNSは安いコストで高い集客を狙えるプロモーションルーツとなりうるのです。

そのためには、訪日外国人観光客が思わずSNSに投稿したくなるような、雰囲気のあるお店作りやメニューの盛り付け、考案などがキーポイントとなります。InstagramはTwitterやFacebookとは違い、テキストではなく「写真」でメッセージを発信できるツールです。たとえ言語がわからなくても、魅力的な写真一枚が集客につながる可能性を秘めているということ。

インバウンド集客にインスタグラムを活用する方法

インバウンド対策にインスタグラムを活用する方法は?2020年の東京オリンピックを控え、日本への注目度はますます高まっています。そんな中、インバウンド対策に活用すべきが人気SNSのインスタグラムです。なぜインスタグラムがインバウンド集客に効果的なのか?その理由や活用事例、ハッシュタグなどを解説します。まずは知ってもらう!旅マエに有効なインバウンド集客を資料で詳しくみてみる「インバウンド動画プロモーション」を資料で詳しくみてみる「SNSを活用したプロモーション」を資料で詳しくみてみる「インフル...

旅行雑誌に掲載する

訪日外国人観光客向けの旅行雑誌や旅行メディア、グルメメディアに掲載するのも、効果的なマーケティングのひとつ。なぜなら、お店の存在を世の中に認知してもらうキッカケになるからです。エリアに配置されているフリーマガジンに掲載する、というのもひとつの方法となります。

訪日観光客を地方に呼び込むために効果的な3つの方法

インフルエンサーの誘致

多くの人々がネットを介してさまざまな情報収集する時代。世の中に与える影響の大きいインフルエンサーにSNSで発信してもらうことで、情報が拡散されて店舗や企業の認知度をあげることができるのです。

地方自治体と連携した町ぐるみのイベントを開催する

聖地巡礼や農業体験など、地方自治体と連携したイベントを開催して、インバウンド誘致を進めていくというものです。近年は、インバウンドの消費傾向が「モノ消費」から「コト消費」へと変わりはじめています。地方でしか味わえない体験型のイベントを開催することで、地方都市への関心が高い旅行客を取り込むことができるのです。

ホームページとガイドブックは多言語対応にする

自社や自治体のホームページの言語表記を、日本語だけでなく英語や繁体字、簡体字、韓国語、タイ語、フランス語に対などどさまざまな言語で対応できるようにしましょう。

また、余力があるのであれば店頭に置いておくガイドパンフレットの作成もインバウンド誘致に高い効果が期待できます。国ごとで日本に興味のある事柄は千差万別。文字フォントやレイアウトを変えたり、写真をたくさん使ったり、ありとあらゆるニーズに対応していきましょう。

まとめ

少子高齢化が叫ばれている今の時代、訪日外国人観光客の地方への誘致が地域活性化のカギとなります。

Q.なぜ地方創生にインバウンドが重要なの?→A.人口減1人分を訪日客8人で賄えるから:訪日客は日本人観光客の3倍以上消費する

2017年7月19日の観光庁の訪日外国人消費動向調査によると、2017年前半期のインバウンド消費額は史上初めて 2兆円 を突破しました。また、2017年に入ってからも 7カ月連続で前年を上回る訪日外国人観光客数を記録 しており、日本国内で「インバウンド誘致」はホットなキーワードになっています。加えて、インバウンド誘致は地方の過疎化・人口減少など 日本の抱える諸問題を解決する手立てとしても注目を集めています。訪日客の地方誘致に重要なのは、まず「知ってもらうこと」。効果的なインバウンドプロモー...

今回ご紹介したアクションなどを参考に、訪日観光客を増やす施策を練ってみてください


<参考>

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!