新型コロナウイルスの感染爆発(パンデミック)が始まってから、およそ6か月が経過しました。2020年7月20日時点では全世界で約1,450万人が新型コロナウイルスに感染し、うち約60万5,000人が命を落としています。
当初は湖北省武漢市をはじめとする中国国内での感染爆発が顕著であったものの、次第に欧米諸国での感染爆発が始まり、最終的にはアメリカ合衆国が現時点で約383万人の感染者を抱える最大の感染国となってしまいました。
中国国内では現時点で約8万6,000人が新型コロナウイルスに感染し、新規感染者の増加数こそ落ち着いたものの、6月末には北京市における新規感染者の増加が問題視されました。
今回の記事では、新型コロナウイルス流行の最初の舞台となった中国に的を絞り、2020年1月から6月までの主な出来事を一挙に振り返ります。
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目次
1月:中国国内で新型コロナウイルスが急速に拡大
中国国内、中でも湖北省武漢市内における新型コロナウイルスの感染は2019年末には既に始まっていました。
しかし、2020年1月1日に武漢市の華南海鮮卸売市場が閉鎖されたことをきっかけに、新型コロナウイルスの脅威が大きく報道されるようになりました。
武漢市の「華南海鮮卸売市場」閉鎖
1月1日、中国当局は新型コロナウイルスの感染者集団(クラスター)が最初に発生した武漢市の華南海鮮卸売市場を閉鎖しました。
華南海鮮卸売市場は中国中部最大規模の市場で、海鮮類だけでなくヘビやネズミなどの動物やハーブなどの植物も売買されています。
新型コロナウイルスはこの市場で販売されていたヘビやコウモリからヒトに感染したと考えられており、市場の衛生状態が悪く品物の管理がなされていなかったため感染が起こってしまったとされています。
華南海鮮卸売市場の閉鎖後、1月9日には武漢市にて最初の死者が確認され、1月16日には日本でも初の新型コロナウイルス感染者が確認されました。
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武漢市は都市封鎖へ
1月23日、中国国内における新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、中国政府は武漢市の都市封鎖(ロックダウン)に乗り出しました。
武漢市の都市封鎖が発表されたのは23日の午前2時であったため、多くの武漢市民が当日朝から自動車や電車、バスで武漢から離れようと試み、交通機関に大きな乱れが生まれました。
武漢封鎖が発表されるまでは、特別な理由がない限り武漢市には行かない、武漢市から出ないことが求められていましたが、武漢市のロックダウン決定で鉄道、飛行機、バスなどの全交通機関が運行を停止し、市民は家に留まるよう要請されました。
武漢市内では白い消毒液が気体にして撒かれる、武漢発着の鉄道・航空チケットのキャンセル料を取らない、武漢市内への出入りを制限するなどの緊急措置が取られました。
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