インバウンド市場を見ると中国や台湾、韓国などのアジア圏の国々が目立ちますが、アメリカでも日本は旅行先として人気があります。
また、2023年の訪日アメリカ人外客数と旅行消費額は過去最高水準に達し、インバウンドにおいてアメリカは重要な市場です。
本記事では、2024年に公開した記事の中から米国に関連するインバウンドニュース・役立つコラムをまとめました。
インバウンドの最新情報をお届け!訪日ラボのメールマガジンに登録する(無料)
- 2024年 米国に関するインバウンドニュースまとめ
- 米旅行誌「年末年始に人気の旅行先」東京がトレンドスポットに
- 2024年は「日米観光交流年」。米国市場のインバウンド動向や需要について、JNTOニューヨーク事務所長 山田氏に取材した
- 欧米豪の訪日観光客は、本当に地域にとっての“救世主”なのか?「1日当たり」の消費単価で比較してみた
- JNTOの今後の方針は?MICE・日米観光交流年・地域連携 ほか
- 米国のクリスマス休暇の旅先、「東京」がトップに
- 【欧米豪編】インバウンド市場の最新動向、今後の取り組みは?:JNTO「インバウンド旅行振興フォーラム」(1日目)
- 米国、日本人旅行者の入国手続きを簡略化
- 日米観光交流年記念イベントの開催を観光庁が報告
- 11月外国人宿泊数は1,469万 10月国別では米国が2位に浮上
- アメリカと日本の関係は?経済や政治、文化面のつながりを解説!
- 「意外と知らない欧米豪市場」エクスポート・ジャパン高倉氏に聞く
目次
2024年 米国に関するインバウンドニュースまとめ
2024年に公開した「米国に関するインバウンドニュース」を振り返ります。
米旅行誌「年末年始に人気の旅行先」東京がトレンドスポットに
アメリカの大手出版社が発行する旅行雑誌のコンデナスト・トラベラーが、旅行予約サイトの検索数などをベースに、この年末年始休暇に人気の旅行先を発表しました。
定番スポットからリゾートまで、さまざまなスポットがランクインする中、世界最大級のOTAの一つであるプライスラインのデータで「東京が2番目のトレンドスポットに輝いた」と紹介。
さらに「東京は2023年12月に最も検索され、トレンドとなる目的地の1つになる」とコメントしました。
本記事では、同発表をもとにアメリカ人に人気が高い年末年始の旅行先について解説しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→米旅行誌「年末年始に人気の旅行先」東京がトレンドスポットに
関連記事:
2024年は「日米観光交流年」。米国市場のインバウンド動向や需要について、JNTOニューヨーク事務所長 山田氏に取材した
昨年、コロナ禍で落ち込んだ日本と米国の相互観光往来の回復を目指し、両政府によって、2024年が「日米観光交流年」と定められました。
それに伴い、両国の官民観光関係者による双方向の旅行者の拡大に向けた様々な支援や取り組みが進められています。
本記事では、日本政府観光局(JNTO)ニューヨーク事務所長 山田 道昭氏(※取材時)に伺った、訪日米国人客数の動向や、今、米国人観光客が日本に求めていることなどをまとめています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→2024年は「日米観光交流年」。米国市場のインバウンド動向や需要について、JNTOニューヨーク事務所長 山田氏に取材した
欧米豪の訪日観光客は、本当に地域にとっての“救世主”なのか?「1日当たり」の消費単価で比較してみた
現在、バブルと言える規模で拡大する訪日インバウンド市場。そんな中で第4次観光立国推進基本計画の目標では、2025年までに訪日外国人旅行者1人当たり地方部宿泊数の目標を2泊と新たに設定しています。
また、“量より質”を追求するトレンドの中で、“欧米豪”を中心とした長期滞在者を日本に誘致して、少ない数で日本における消費額を上げていこうと取り組みが全国各地で盛り上がっています。
一方、日本という国全体で捉えたときに、長期滞在者を誘致することは極めて合理的と考えることもできます。
本記事では、地域として狙うべきは本当に欧米豪市場なのか?ということについて解説しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→欧米豪の訪日観光客は、本当に地域にとっての“救世主”なのか?「1日当たり」の消費単価で比較してみた
JNTOの今後の方針は?MICE・日米観光交流年・地域連携 ほか
日本政府観光局(JNTO)は2024年7月24日にメディアブリーフィング(メディア向けの報告会)を開催。
訪日インバウンド観光をめぐる最近動向とMICE(国際会議)誘致に向けた動き、そして日米観光交流年をはじめとする今後の取り組みなどを説明しました。
本記事では、同報告会で説明された、日米観光交流年に関連した取り組みやJNTOの地域連携の取り組みについて詳しく紹介しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→JNTOの今後の方針は?MICE・日米観光交流年・地域連携 ほか【メディアブリーフィング2024年7月】
関連記事:広島県福山市が新たに「国際会議観光都市」に認定:MICE誘致のメリット・経済効果とは?
米国のクリスマス休暇の旅先、「東京」がトップに
Googleが発表したGoogleフライトの検索トレンドで、「東京」が米国におけるクリスマス休暇の旅行先トップとなりました。
11月末にある感謝祭(サンクスギビング)の連休でも、4位にランクインしています。
本記事では、Googleフライトが発表した、米国の2024年ホリデーシーズンの旅行トレンドについて解説しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→米国のクリスマス休暇の旅先、「東京」がトップに Googleフライトの検索トレンドで
【欧米豪編】インバウンド市場の最新動向、今後の取り組みは?:JNTO「インバウンド旅行振興フォーラム」(1日目)
日本政府観光局(JNTO)は9月に「第27回 JNTOインバウンド旅行振興フォーラム」を開催しました。
海外全26拠点の海外事務所長などが登壇し、具体的なプロモーションの取り組みや市場別の最新動向などを紹介。
さらに、持続可能な地域づくりや地方誘客などをテーマにしたパネルディスカッションやトークセッションも実施されました。
本記事では、充実した講演内容の様子とインバウンド対策に役立つ情報の中から、初日の内容をお届けしています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→【欧米豪編】インバウンド市場の最新動向、今後の取り組みは?:JNTO「インバウンド旅行振興フォーラム」(1日目)
米国、日本人旅行者の入国手続きを簡略化
日本時間の11月27日、日本が、米国税関・国境取締局が管轄するグローバルエントリープログラムの公式パートナー国になったことが発表されました。
事前審査を通過した日本人のアメリカ入国手続きが簡略化され、旅行体験の大幅な向上が見込まれます。
本記事では、アメリカでの日本人旅行者の入国手続き簡略化について詳しく解説しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
日米観光交流年記念イベントの開催を観光庁が報告
観光庁は12月17日、在米国日本国大使公邸にて、日米観光交流年記念イベントを開催したと発表。
日米政府間で初めて設定した日米観光交流年を記念したもので、政府関係者や観光事業者など約250人が参加しました。
米国からの訪日観光客数は、2024年1月~10月までで過去最高の223万人にのぼっており、さらなる地方誘客のため、日本政府観光局(JNTO)や観光関係企業などが日本の魅力を発信するブースも設けられました。
詳しくはこちらをご覧ください。
11月外国人宿泊数は1,469万 10月国別では米国が2位に浮上
観光庁は12月26日、宿泊旅行統計調査(2024年10月・第2次速報、2024年11月・第1次速報)を公表。11月の延べ宿泊者数は5,812万人泊で、前年同月比6.7%増となりました。
また、10月の国籍別延べ宿泊者数も発表され、米国が2位となっています。
米国の宿泊者数は9月から60万人泊近く増加し、韓国・台湾を抜いて2位に浮上しました。10月の訪日外客数においても、その月の過去最高を記録しており、直行便数の増加や祝日が影響していると考えられます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→11月外国人宿泊数は1,469万 10月国別では米国が2位に浮上【観光庁 宿泊旅行統計 2024年10月・11月】
アメリカと日本の関係は?経済や政治、文化面のつながりを解説!
アメリカは世界的な金融・文化の発信地であるニューヨークに加え、ロサンゼルスやシカゴなどの大都市が集まる大国です。
アメリカと日本の歴史は長く、江戸時代に日本が開国してアメリカと国交を結んで以来、政治や文化などさまざまな面から互いに影響を及ぼしてきました。
本記事では、アメリカと日本の関係についてまとめています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→アメリカと日本の関係は?改めて経済や政治、文化面のつながりをわかりやすく解説!
「意外と知らない欧米豪市場」エクスポート・ジャパン高倉氏に聞く
訪日旅行における1人当たり旅行支出が高い欧米豪市場。「量から質への転換」を目指す観光業において、重要な顧客層となっています。
アメリカのニューヨーク・タイムズは「2024年に行くべき52か所」に山口市を選出しており、現地メディアから日本の地方の観光地に注目が集まる様子もうかがえます。
本記事では、そんな欧米豪市場の特徴や、今気になる話題について、英語圏向けの訪日メディア「ジャパンガイド」を運営するエクスポート・ジャパン インバウンドマーケティング事業部長 高倉氏に聞きました。
詳しくはこちらをご覧ください。
→欧米メディア、日本の地方観光に熱視線!「意外と知らない欧米豪市場」エクスポート・ジャパン高倉氏に聞く
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
春節最前線!中国本土・台湾の最新情報をお届け【訪日ラボトレンドLIVE! Vol.8】
アジア圏最大の祝日である春節(旧正月)は、中国や台湾をはじめとする地域での消費活動が最高潮に達する時期の一つです。この期間には多くの旅行者が訪日することから、日本の観光業や小売業などにとっても大きなチャンスとなります。
今回の訪日ラボトレンドLIVE!では、中国本土および台湾市場における消費傾向や訪日旅行者のニーズ、効果的なプロモーション方法について解説します。さらに、昨年11月に開催されたITF(台北国際旅行博)で実施したアンケートをもとにしたトレンド動向など、春節(旧正月)に向けた具体的な戦略立案のヒントを解説します!
※登録者には開催後1週間視聴可能なアーカイブURLをお送りしますので、当日は片方だけの視聴でもOKです!
<本セミナーのポイント>
- 訪日客数の多いアジア圏旅行者の最新動向が分かる!
- 2025年の春節(旧正月)に向けて知っておきたいことが把握できる!
- 質疑応答の時間もご用意。インバウンドに関する疑問・お悩みについて、専門家から直接「ヒント」を得られる!
- 参加登録者限定でアーカイブ動画を公開!(都合により公開制限させていただく場合がございます
詳しくはこちらをご覧ください。
→春節最前線!中国本土・台湾の最新情報をお届け【訪日ラボトレンドLIVE! Vol.8】
【インバウンド情報まとめ 2024年12月後編】「万博に行きたい」訪日意向者のうち72%が回答 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月発行しています。
この記事では、主に12月後編のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「万博に行きたい」訪日意向者のうち72%が回答 ほか:インバウンド情報まとめ【2024年12月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!