5月11日、ハワイ州観光局は、ハワイのリゾートホテルの長期滞在プランを公表しました。
アフターコロナの観光で滞在期間が長期化する傾向に対応したものだと考えられます。
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渡航者数の減少続くも滞在は長期化、ハワイ州観光局が特設ページを発表
新型コロナウイルス感染症の影響により、日本からハワイへの渡航者数は未だ落ち込みを見せていますが、滞在日数は長期化しています。
このような状況の中で、ハワイ州観光局は、ポータルサイト「allhawaii」内で、9つのリゾートホテルの長期滞在プランを発表しました。
日本からハワイへの渡航者、滞在日数が長期化
コロナ禍により、日本とハワイを結ぶ渡航便の数は未だ少なく、渡航人数も2021年1月から3月にかけては2020年比で90%強の減少が続いています。
一方で、渡航者の平均滞在日数は2020年比300%以上の伸びがみられています。日本国内でも広まる「ワ―ケーション」のように、「長期滞在」が浸透しつつあることがわかります。

ハワイ州観光局が各ホテルの長期滞在プランを公表
このような長期滞在への傾向がみられる中、ハワイ州観光局は、公式ポータルサイト「allhawaii」内で、ハワイの各リゾートホテルによる長期滞在プラン一覧を公開しました。
今回ポータルサイトにて公表されたホテルは以下の9つです。
- Alohilani Resort Waikiki Beach(アロヒラニ・リゾート・ワイキキ・ビーチ)
- Aston Waikiki Beach Hotel(アストン・ワイキキ・ビーチ・ホテル)
- Moana Surfrider, A Westin Resort & Spa, Waikiki Beach(モアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート&スパ)
- Outrigger Waikiki Beach Resort(アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート)
- Prince Waikiki(プリンス ワイキキ)
- Sheraton Waikiki(シェラトン・ワイキキ)
- The Kahala Hotel & Resort(ザ・カハラ・ホテル&リゾート)
- The Ritz-Carlton Residences, Waikiki Beach(ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ)
- Waikiki Beachcomber by Outrigger(ワイキキ・ビーチコマー by アウトリガー)
各ホテルは、ホテルが定める日程を上回る滞在で、利用客に特別料金または割引が適用されるという内容を用意しています。また、アメニティや駐車料金をはじめとする各種サービスについても、割引対応または無料での提供などが発表されています。
なお、今回の発表では、Alohilani Resort Waikiki Beachを除いた8ホテルについては、利用または滞在に対象期間を定めています。
プランの対象期間中に日本人のハワイ渡航が一般的になれば、お得に長期滞在を楽しめるかもしれません。
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<参考>
ハワイ州観光局ポータルサイトallhawaii:ハワイのホテルの長期滞在プラン
ハワイ州観光局ポータルサイトallhawaii:ハワイの統計
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