WeChat(微信/Weixin)とは?機能や登録方法、広告出稿をまとめて解説

WeChat(ウィーチャット/Weixin/微信)は、中国のテンセント社(腾訊)が開発したメッセージアプリです。

メッセージのやりとり以外に、決済など様々な機能を備えていることもあり、中国で最もメジャーなモバイルアプリの一つです。

中国以外の国々でもリリースされており、日本でも利用可能です。

この記事では、WeChatの概要や機能、登録方法、WeChat Pay、ミニプログラムなどについて整理します。

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WeChatの概要

WeChatは中国で最大級のメッセージアプリで、中国において生活の上で必須のアプリといっても過言ではありません。

ここでは、WeChatの概要について解説します。

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WeChatとは?中国発のSNS

WeChatは中国ITの最大の一つであるテンセント社が2011年から提供する、メッセージアプリです。

チャットのやりとりやSNSとしての機能だけではなく、モバイル決済機能や配車、宅配、オンライン診療までもWeChat内で行えます。

WeChatは日本を含む海外で使用可能な国際版の名称で、中国国内では「微信(Weixin)」として展開されています。

テンセントの2020年第三四半期の財務報告によると、中国を中心に全世界での月間アクティブユーザー数(MAU)は12億人以上とされています。

WeChatの主な機能

WeChatは文字によるメッセージの送受信に加え、音声でのやりとりや画像、動画の送受信、インターネット回線による無料通話なども可能です。

またデビットカードやキャッシュカードを紐づけることによって、WeChat Pay(微信支付)」というモバイル決済機能が利用できます。

WeChat Payは中国で広く使われており、多くの人が日常的な決済手段として利用しており、個人間の送金も手軽に行うことができます。

そのほか、個別のアプリをダウンロードせず、各種サービスがWeChat内で起動できる「ミニプログラム」が付いており、タクシーの配車やデリバリーフードの注文、ネットショッピングなどもWeChatを通して利用できます。

WeChatは、PCからでも利用できます。

PCの場合、web版もしくはPC用のアプリ版があり、web版ではログインするだけでどのデバイスからでも利用できるというメリットがあります。

一方、インストールの手間があるものの、アプリ版ではスマートフォン版の利用と内容が同期され、さらに音声通話も楽しめます。

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LINE、Weibo等のSNSとの違い

日本において、WeChatに近いアプリとしてよくあげられるのはLINEです。

日本において、WeChatに近いアプリとしてはLINEが挙げられますが、LINEのメッセージ機能では読まれたメッセージに対して既読のマークがつくのに対し、WeChatにはありません。

また、中国で同じく広く使われているSNSとしてWeibo微博)がありますが、これはTwitterやFacebookのように不特定多数に向けた発信をすることを主な目的としており、閉じられた空間で一対一のコミュニケーションをするWeChatとは性格が異なります。

WeChat Payとは

WeChat Payは、WeChatのアプリから使えるモバイル決済機能です。

ユーザーは支払先のQRコードを読み取ったり、自身のWeChat Payのバーコードを読み取られたりすることで、WeChat Payに紐付けたデビットカードやクレジットカードから支払いができます。

中国以外の国で発行されたデビットカードやクレジットカードも登録可能ですが、登録ができなかったり支払いができなかったりする場合があるため、中国国内の銀行で発行されたもので紐づけることがよいでしょう。

現在中国ではコンビニやデパート、ホテル、病院、屋台など様々な場面でWeChat Payが利用可能なため、海外旅行でも中国国内と同じ感覚で買い物ができることを求める中国人が少なくありません。

そのためインバウンド対策としてWeChat Payを導入することで、中国からのインバウンド需要を取り込むことが可能となります。

またWeChatの公式アカウントを通して店舗の情報などを発信できるため、旅ナカの購買促進のみならず、旅マエ旅アトの関係づくりができる点もメリットです。

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WeChatグループチャットとは

WeChatには、最大で500人のユーザーが参加できるグループチャット機能があります。

ビジネス版だと2,000人まで参加可能です。

グループチャットでは主に共通の趣味や関心を持った不特定多数のユーザーどうしの情報交換が行われ、Facebookのコミュニティや、オンラインサロンに近い運用がされていることが多いようです。

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WeChatミニプログラムとは

ミニプログラム(小程序)は、「アプリ中のアプリ」のことを指し、WeChatミニプログラムはWeChat内から起動するアプリのことをいいます。

WeChatミニプログラムからはデリバリーの予約や注文、タクシーの配車、公共交通機関のチケット購入など、さまざまなサービスが利用できます。

サービスを提供する事業者としては新たにアプリを作成する必要がなく、中国人の普段から利用する頻度が高いWeChat内からそのままプログラムを起動してもらえるので、商品の認知や集客に効果的と考えられます。

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WeChatの登録方法

WeChatのスマートフォンアプリはGoogle Play、App Storeともに無料でダウンロードが可能です。

Webブラウザ版やPCアプリなどもありますが、これらはすべてスマートフォンアプリでアカウントを作成していることが前提となります。

アプリをダウンロードして開くと、まず電話番号とパスワードの入力が求められます。

電話番号を入力し先に進むと、SMSで確認コードが送られてくきて、それにより認証を行えばアカウントが作成できます。

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WeChat公式アカウントをプロモーションに利用

WeChatを通じたプロモーションとして、公式アカウントからの発信があります。

ユーザーにアカウントをフォローしてもらうことで、定期的な情報発信や直接的なやりとりができます。

WeChatの公式アカウントには記事などを配信する「購読アカウント(服務号)」や、プロモーション情報の発信やユーザーとのコミュニケーションが可能な「サービスアカウント(訂閲号)」などがあります。

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WeChatで広告を出稿するには

WeChat内に広告を出稿することもできます。

WeChatの広告には、モーメンツ(LINEのタイムラインに近い、友だちの投稿による掲示板のようなもの)上に掲載される「モーメンツ広告」、公式アカウントの記事ページなどに掲載される「公式アカウント広告」、ミニプログラム上に掲載される「ミニプログラム広告」の3つがあります。

それぞれの特徴や効果が異なるため、自身の需要に応じて適切な広告形式を選択すべきでしょう。

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日本企業での導入事例

日本においても多くの企業がすでにWeChatを利用したプロモーションやインバウンド対策を行なっています。

アパレル販売のアーバンリサーチやドラッグストアのマツモトキヨシ、ディスカウントショップのドンキホーテなどでは、WeChatの公式アカウントを開設し訪日中国人観光客に向けた情報発信やプロモーションを行なっています。

またコンビニや免税店、デパートなど、WeChat Payの支払いに対応している店舗も多くあります。

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中国人の生活に欠かせないWeChat

WeChatは中国においてインフラとも言えるようなプラットフォームであるため、訪日中国人需要を取り込むには、WeChatについて理解ことは非常に大きな意味を持ちます。

また企業や自治体はWeChatを通して情報発信やユーザーとの双方向でのコミュニケーションが可能となるため、一つのプロモーション手段としても活用できます。

中国に関わるビジネスや中国人に向けた発信を行いたい事業者にとっては、WeChatを押さえる必要があるでしょう。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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