体験・アクティビティはどうやって動画・コンテンツ制作をインバウンドに活用すべきなのか?
インバウンド市場が盛り上がる中で、体験・アクティビティが動画・コンテンツ制作によってインバウンドで成功する事例が増加しています。このページでは、体験・アクティビティの動画・コンテンツ制作のインバウンド対策やインバウンド集客における活用について、次の3つの事例を取り上げます。
- 体験・アクティビティ×動画・コンテンツ制作事例その①:日本最大の大仏・牛久大仏の中で写経体験/茨城県牛久市のインバウンド向けPR動画
- 体験・アクティビティ×動画・コンテンツ制作事例その②:訪日外国人に大人気!浅草でサムライ・着物体験を提供する夢乃屋のインバウンド向けPR動画
- 体験・アクティビティ×動画・コンテンツ制作事例その③:渋谷を甲冑で闊歩する体験がインバウンド人気上昇中/Samurai Armor Photo StudioPR動画
近年プロモーションの方法として動画・コンテンツ制作がポピュラーになってきています。動画・コンテンツ制作によるインバウンド対策やインバウンド集客のメリットとしては、多くの情報を伝えながらも、顧客のイメージに残りやすいということがあります。伝えたい情報を写真や画像などよりも一度に多く発信できるためその分それぞれの体験・アクティビティの色がはっきりと出やすく、工夫を凝らした動画・コンテンツ制作が求められています。
ここでは、体験・アクティビティという業界・業種における動画・コンテンツ制作の各社の事例を元にして、効果的な動画・コンテンツ制作を活用したインバウンド対策やインバウンド集客のケーススタディーをしてみます。それでは見ていきましょう。
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「インバウンド動画制作」の資料を無料でダウンロードする「インフルエンサー」の資料を無料でダウンロードする「SNS運用」の資料を無料でダウンロードする日本最大の大仏・牛久大仏の中で写経体験/茨城県牛久市のインバウンド向けPR動画
2014年、日本最大の大仏・牛久大仏がある茨城県牛久市のインバウンド向けPR動画が公開されました。
牛久大仏は、茨城県牛久市にあるブロンズ製の大仏立像で、台座を含めた全高は120mです。その大きさは立像としては世界第3位、ブロンズ製の立像としては世界最大です。大仏の胎内に入ることもでき、エレベーターを使って地上85mまで行くことができます。胎内では写経体験、正月には講師の指導のもと書き初め体験をできます。
牛久大仏内での写経体験は200円からと安価で、筆やすずり、紙などの用具はすべて用意されています。一般的な写経は真っ白な紙の上に書き写しますが、ここでの写経は薄く書いてある字を筆でなぞるだけなので、子どもや訪日外国人も気軽に体験できます。書き写すのは浄土真宗の経典の一節か、もしくはお経の一節です。どれを選ぶかによっても変わりますが、所要時間は20分ほどということです。
動画の中では、訪日外国人が牛久大仏を訪れて写経体験をする様子が映されています。
写経に訪れる人は若い女性を中心に増加中で、月平均で約1500人が体験しているといいます。国内だけでなく、タイやベトナムなどアジア圏の訪日外国人の体験者も増加傾向にあるということです。
訪日外国人に大人気!浅草でサムライ・着物体験を提供する夢乃屋のインバウンド向けPR動画
訪日観光客向けに日本文化体験ツアーや国内外で日本伝統芸能イベント事業を展開する株式会社夢乃屋エンターテイメントは、2017年にインバウンド向けPR動画を公開しました。
夢乃屋は浅草本店を中心に、原宿や金沢に店舗をもっています。浅草本店では、サムライ体験や着物体験、着物での浅草周遊、歌舞伎メイク、花魁変身など様々な日本の文化を体験できます。
サムライ体験では、侍のコスチュームに着替え、剣術の型や殺陣を体験します。着物での浅草周遊プランでは、履物やバッグもセットになり、人力車や人気お土産などをセットにすることもできます。他にも隈取りと呼ばれる歌舞伎メイクを体験するプランや、白塗りをしてカツラ・着物を着用する花魁・芸者の体験プランなどもあります。サムライ・着物・花魁・芸者の体験プランでは最後に写真撮影をし、写真とそのデータがもらえるということです。
2017年に公開された夢乃屋のPR動画では、それらのプランについて紹介されています。動画は英語で、主に訪日外国人と思われる利用客がサムライの格好をして殺陣の体験をしている様子などが映されています。
夢乃屋の公式ホームページは英語がメインになっており、夢乃屋に対する訪日外国人のニーズが高いということがわかります。
渋谷を甲冑で闊歩する体験がインバウンド人気上昇中/Samurai Armor Photo StudioPR動画
武士の甲冑を身につけて写真を撮るサービスをする東京・渋谷のSamurai Armor Photo Studioは、2016年にPR動画を公開しました。
7種の有名武将の甲冑から1つを選んで身につけ、刀や槍などを使ってポージングしながら写真を撮る「甲冑体験撮影コース」と、甲冑を身につけ店内のセットで撮影した後そのまま渋谷の街に繰り出し、外でも撮影する「渋谷街中撮影コース」があります。Samurai Armor Photo Studioで用意している甲冑は、実際に武士が使用していた甲冑を職人が忠実に再現したもので、映画やテレビなどでも使用されているということです。
一度に6名まで対応でき、料金は1人の場合30000円、以後1人につき10000円ずつ増えるということです。
侍体験や着物体験は一般的ですが、甲冑体験も訪日外国人には人気があり、Samurai Armor Photo StudioはFacebookを英語で公開して訪日外国人へPRを行っています。
公開された動画は利用客が「甲冑体験撮影コース」を行っている様子を紹介しています。動画自体は日本語のみですが、動画の説明は日本語のほか英語と中国語で書かれています。