伝統工芸品の動画・コンテンツ制作に関するインバウンド事例集

伝統工芸品はどうやって動画・コンテンツ制作をインバウンドに活用すべきなのか?

インバウンド市場が盛り上がる中で、伝統工芸品が動画・コンテンツ制作によってインバウンドで成功する事例が増加しています。このページでは、伝統工芸品の動画・コンテンツ制作のインバウンド対策やインバウンド集客における活用について、次の3つの事例を取り上げます。

  • 伝統工芸品×動画・コンテンツ制作事例その①:日本の職人技を紹介した動画が海外で大人気!/箱根寄木細工
  • 伝統工芸品×動画・コンテンツ制作事例その②:和菓子屋店主の高速餅つきが外国人に大人気!インバウンド増加にも貢献した動画
  • 伝統工芸品×動画・コンテンツ制作事例その③:インバウンド人気高い「京都伝統産業 ふれあい館」、動画で竹工芸をPR

近年プロモーションの方法として動画・コンテンツ制作がポピュラーになってきています。動画・コンテンツ制作によるインバウンド対策やインバウンド集客のメリットとしては、多くの情報を伝えながらも、顧客のイメージに残りやすいということがあります。伝えたい情報を写真や画像などよりも一度に多く発信できるためその分それぞれの伝統工芸品の色がはっきりと出やすく、工夫を凝らした動画・コンテンツ制作が求められています。

ここでは、伝統工芸品という業界・業種における動画・コンテンツ制作の各社の事例を元にして、効果的な動画・コンテンツ制作を活用したインバウンド対策やインバウンド集客のケーススタディーをしてみます。それでは見ていきましょう。

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日本の職人技を紹介した動画が海外で大人気!/箱根寄木細工

手技TEWAZA「箱根寄木細工」Japan Hakone Marquetry より

手技TEWAZA「箱根寄木細工」Japan Hakone Marquetry より

全国各地の伝統的工芸品が集まるギャラリー&ショップ「伝統工芸 青山スクエア」は、2016年3月に「箱根寄木細工」の職人技をおさめたPR動画を公開しました。この動画は特に海外で大きな反響を呼び、再生回数は120万回を突破しました(記事執筆時点)。

寄木細工は、種類の豊富な木々を用い自然の色合いを生かして幾何学文様を表現する木工技術です。明治時代の初めに静岡方面からもたらされた寄木技法がもとになり、現在箱根は、緻密な手工芸の技法によって広く知られる国内では唯一の産地です。箱、引き出し、小箪笥、お茶の入った茶碗の下に敷く茶托、装身具など、色々な種類の製品があります。

その箱根寄木細工の職人の製作過程を映した動画が、海外でとても人気になりました。動画サイトYouTubeのコメント欄には多くのコメントが寄せられ、そのほとんどが外国語で書かれています。日本の職人技はやっぱりすごい、と称賛するコメントが多く見られます。

「伝統工芸 青山スクエア」は他にも漆器やくみひも、日本人形などの製作過程を紹介した動画を公開しています。「伝統工芸 青山スクエア」が公開した自社のPR動画「伝統工芸 青山スクエアJapan Traditional Crafts Aoyama Square」の再生回数は230万回を超え(記事執筆時点)、「日本の職人技」に対する海外の関心の高さをうかがわせます。インバウンド業界でも注目の観光資源といえるでしょう。

和菓子屋店主の高速餅つきが外国人に大人気!インバウンド増加にも貢献した動画

Pounding Mochi With the Fastest Mochi Maker in Japan より

Pounding Mochi With the Fastest Mochi Maker in Japan より

2016年6月に公開された、奈良県のある和菓子屋の動画が海外で話題になっています。この動画は世界規模で展開する動画メディア会社Great Big Historyが公開したもので、和菓子屋の主人が高速で餅をつく様子が映されています。

奈良県の近鉄奈良駅からすぐのところにある和菓子屋「中谷堂」の看板商品・よもぎ餅は、海外から大きな注目を集めています。よもぎ餅を作る「中谷堂」の主人・中谷充男さんは「TVチャンピオンの全国もちつき王選手権」で優勝したこともある職人で、中谷さんが餅つきをする動画が公開されると「速すぎる」と話題になりました。

中谷さんは23年前からこの高速餅つきでよもぎ餅をつくっており、1秒間に3回は餅をついては返しているともいわれる技術は唯一無二です。動画サイトYouTubeに投稿されたこの動画は再生回数1000万回を超え、10000件のコメントが寄せられています(記事執筆時点)。

高速で餅をつく理由については、熱いうちにつくことで柔らかくてコシのある餅へと仕上がるといい、パフォーマンスではなくおいしい餅をつくるためのこだわりだということです。餅つきは店頭で公開されますが、売れ行きを見ながら行うため時間は決まっていないようです。1日に10~15回行われるということで、その際には訪日外国人を含め多くの人が見学に訪れるようです。

インバウンド人気高い「京都伝統産業 ふれあい館」、動画で竹工芸をPR

京竹工芸(Kyo-takekogei/Kyoto bamboo crafts) より

京竹工芸(Kyo-takekogei/Kyoto bamboo crafts) より

京都の伝統工芸品の展示や体験教室を行っている施設「京都伝統産業 ふれあい館」は、2011年に「京竹工芸」の職人技をPRする動画を制作しました。

京都の竹工芸品は平安時代にはじまったもので茶道具や華道用具、室内装飾品など幅広い用途に用いられています。いずれも茶の湯文化と深い関わりをもち、桃山時代以降大きな発展をとげました。京都の竹工芸品の特色は、京都の良質な竹材を用いて、竹そのものの持ち味を十分生かす高い技術にあるということです。

動画は竹を割るところから始まります。竹をどんどん細く割り、角をとっていく作業はとても繊細です。最後にきっちりと竹を組み合わせていく様子も、京都の職人の高い技術を感じさせます。

「京都伝統産業 ふれあい館」は、旅行情報サイトTripAdvisorでも高評価を得ています。口コミは日本語のものより海外のもののほうが多く、「とても興味深かった」「子どもも楽しめる」「畳や着物に興味があるなら行くべきだ」といった英語のコメントが見られました。また最近書かれたコメントには、そのほとんどに「ふれあい館」のスタッフから英語で書かれたお礼の返信がつけられていました。訪日外国人の人気が高いのには、こういった丁寧な対応もあるのかもしれません。

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