温泉・スパリゾートのSNS・ソーシャル活用に関するインバウンド事例集

温泉・スパリゾートはどうやってSNS・ソーシャルをインバウンドに活用すべきなのか?

国内のみならず、海外からも多くの観光客が訪れる温泉やスパリゾート。実際に訪日外国人はこうした温泉・スパリゾートにどの程度訪れているのでしょうか?観光庁が発表している平成29年度の訪日外国人消費動向調査によると、訪日外国人のうち61.4%が訪日回数2回目以上のリピーターとなっており、リピーターの国籍別構成比では、韓国(30%)、台湾(25%)、中国(18%)、香港(13%)の順に多く、東アジア近隣4カ国・地域で86%を占めているという調査結果が出ています。

そして日本滞在中の彼らの行動は、訪日回数が増えるほど「日本の酒を飲むこと」「温泉入浴」が増えるという傾向があり、こうした観点からも、温泉を多くの訪日外国人、中でもリピーターの訪日外国人が訪れている傾向があることがわかります。それでは日本のこうした温泉、温泉旅館、スパリゾートはどのような形でSNS・ソーシャルを集客に活用しているのでしょうか?

温泉・スパリゾートの代表的なSNS・ソーシャルの活用方法としては、「ブログなどの自己運営のメディアとSNS、動画などを絡めて複合的に活用する方法」、もしくは「SNS・ソーシャルを単体で活用する方法」などがあります。

実際にはどのような方法がそれぞれの温泉やスパリゾートに合うのか?という点は、それぞれの温泉・スパリゾートによって異なってきますし、運営方針によっても何が最適であるかいう部分は異なってきます。それでは、その中から自社運営のブログを各種SNS・ソーシャル、YouTube動画などと複合的に運用している山形県米沢市の「小野川温泉登府屋旅館」、Instagramアカウントの使い方が巧みな、様々な種類の温泉リゾートとして有名な「星野リゾート」、石川県七尾市にある有名旅館・加賀屋のSNS・ソーシャルの活用方法について見ていきます。

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山形県米沢市の「小野川温泉登府屋旅館」のSNS・ソーシャルの活用方法

山形県米沢市の「小野川温泉登府屋旅館」のSNS・ソーシャルの活用方法

山形県米沢市小野川町にある「小野川温泉 鈴の宿 登府屋旅館」はそのユニークなブログによって注目を集めています。運営されているのは小野川温泉の若ダンナこと遠藤さんで、登府屋旅館に関するあらゆる情報をブログから発信、さらにブログを軸にしてFacebook、TwitterといったSNSを活用、さらにYouTube動画なども活用されています。

できるだけ毎日更新する

こちらのブログの一番の特徴と言えるのが、ブログ、SNSを更新していく上で非常に重要になってくる「できるだけ毎日更新する」という点をしっかりと守っているところでしょう。また企業が運営するのではなく、温泉・スパリゾートの代表が個人名で運営しているからこそ語れる詳細な情報として、どのような温泉宿なのかといった細かい説明、経営の方針、周辺の観光情報、過去にどのような取り組みがバズったのか?とった点をこと細かく伝えています。

運用ノウハウすらも記事にしている

また、温泉・スパリゾートとしてどのような形でSNSなどを活用しているのか?といった情報に関する記事、考察に関する記事、Facebookページでどのような投稿が広く拡散されたのか?などもさることながら、小野川温泉登府屋旅館を会場として開催しているSNSや動画の活用方法を教えるセミナー、そしてこうしたセミナーに関する記事、さらにはクラウドファウンディングの立ち上げ、その実施報告など、小野川温泉登府屋旅館を運営する上で、どのようなことを考え、悩み、またSNSなどの新しいPR方法を取り込んで活用しているのか?といったコンテンツを更新し続けています。

温泉・スパリゾートに限らず、SNS・ソーシャルを運営する上では、どのようなネタを投稿していくか?ほぼ毎日のペースで更新していくだけのネタが続くのか?といったことから更新の手が止まってしまうケースもありますが、自ら学ぶ姿勢を持ち続け、そこから得られたノウハウをSNSを通して拡散、大きな輪が広がっていくことで、さらにSNS・ソーシャルで知名度が増していくという好循環が生まれています。

SNS・ソーシャルを運営する中では、投稿する内容、投稿する写真、タイトルのつけかた、投稿した後の反響など色々と考えていく材料はありますが、まずどのような運用をしていったら良いのだろう?と悩んでいる場合、「小野川温泉登府屋旅館」の自社ブログを中心に据えたSNS・ソーシャルの運用方法は大いに参考になるでしょう。

長野県軽井沢に本社を置く「星野リゾート」のSNS・ソーシャルの活用方法

長野県軽井沢に本社を置く「星野リゾート」のSNS・ソーシャルの活用方法

長野県軽井沢に本社を置く「星野リゾート」のSNS・ソーシャルの活用方法

長野県軽井沢で最初の旅館を開業して、2018年で104年目を迎える星野リゾート。日本各地で高級感ある温泉旅館、リゾートホテルを運営しています。本社は長野県北佐久郡軽井沢町で、今までに経営不振となった旅館・リゾート施設の再生事業を幅広く手がけてきました。その中にはスキー場アルツ磐梯(ばんだい)やアルファリゾート・トマムなどがあり、米国大手投資銀行のゴールドマン・サックスと提携し、各地の老舗温泉旅館などの再生事業にも手を広げてきました。

圧倒的非日常感に包まれる日本発のラグジュアリーホテル「星のや」、地域の魅力を再発見心地よい和にこだわった上質な温泉旅館「界」、洗練されたデザインと豊富なアクティビティをそなえる西洋型リゾート「リゾナーレ」、旅のテンションを上げ街を楽しみ尽くす観光客のためのホテル「OMO」タヒチの「Kia Ora(キアオラ) ランギロア」、京都府・京都市にある「ロテルド比叡」、福島県・耶麻郡にある「磐梯山温泉ホテル」など個性的な宿泊施設も充実。さらには温泉からスキーまで一日の休日を満喫する多様なサービス施設として、様々な日帰り施設を運営しています。

綺麗な写真を中心としたInstagramとFacebookの活用方法

そんな星野リゾートのSNS・ソーシャルの活用方法として参考にしたいのが、InstagramとFacebookの活用方法です。星野リゾートはInstagramを「hoshinoresorts.official」という名前で運営しており、美しい写真で星野リゾートの施設や季節の体験などを発信しています。現時点でのフォロワー数は2万7千人超となっており、どの投稿にも平均して1000件以上の「いいね!」がついています。基本的な投稿スタイルとしては星野リゾートの様々な施設の客室の写真、温泉の写真、宿泊プランの紹介、周辺の観光情報の紹介、周辺の観光スポットやイベントの紹介となっており、それぞれどのようなシチュエーションなのか、部屋なのか、イベントなのかといった情報を文字でコメントしており、さらにその先の詳細情報はホームページから確認してくださいという形でInstagramからホームページへと誘導しています。また1つの投稿に複数の写真を異なるアングル、内観、外観など含めて投稿しているスタイルも特徴で、ユーザーのもっと知りたいという欲を満たしてくれます。

Facebookページに関しても基本的な運用方法はInstagramと同様のようですが、Facebookページの場合は個別投稿に長めのコメントを記載できることから、複数枚の写真に加えてコメントを記入、さらにそこからリンクで施設URLに飛ばしたりという工夫が見てとれます。温泉・スパリゾートがSNS・ソーシャルを運営していく上では特に写真の質が重要になってきますが、写真の美しさ、効果的な配置、複数枚の異なるアングルからの写真などは、これから温泉・スパリゾートでSNS・ソーシャルを運用する上で参考になるでしょう。

石川県七尾市和倉温泉に本社を置く「加賀屋」のSNS・ソーシャルの活用方法

石川県七尾市和倉温泉に本社を置く「加賀屋」のSNS・ソーシャルの活用方法

石川県七尾市和倉温泉に本社を置く「加賀屋」のSNS・ソーシャルの活用方法

石川県七尾市和倉温泉に本社を置く加賀屋は、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で30年以上日本一に輝き、客室は20階建ての雪月花、12階建ての能登渚亭、9階建ての能登客殿、8階建ての能登本陣の4棟で構成された全232室を誇る大規模な温泉宿です。

創業は1906年と100年を超える歴史があり、こうした背景もあって館内の至るところに石川の伝統工芸品が飾られています。また施設内の広大なスペースでは琴の生演奏が楽しめるラウンジ、能舞台、シアター、朝市など館内にいながら様々な楽しみかたが可能です。また「加賀屋」では、開湯1200年の歴史ある和倉温泉の名湯を堪能できることも特徴です。高温で豊富な湯量を誇り、リューマチ、神経痛、痛風、婦人病、アトピーなどに効能があります。空中露天風呂、巨大な大浴場など様々なお風呂を堪能できます。また海の幸が有名な石川県の能登半島にあるだけあって、食事の美味しさには定評があり、伝統的な日本の旅館ならではのきめ細やかな接客も、「また来たい」と思わせるものです。この加賀屋では、現時点でFacebook、Twitter、InstagramといったSNS・ソーシャルを運用していますが、それぞれの運用方法を見ていきましょう。

見習いたい丁寧なFacebookページの運用

まずFacebookに関しては「いいね!」が11,932件でフォロワー数は11,721人となっています。主な投稿の内容はプランの紹介、異なるスタッフによる周辺の観光情報や施設の紹介、加賀屋オリジナル商品の紹介、避難訓練など日々の業務紹介、宿泊施設内にある豪華な調度品などの紹介となっています。いずれの投稿も綺麗な写真、わかりやすい説明文などによって、平均的に100件以上の「いいね!」がついており、シェアやコメントもしっかりとついています。SNS・ソーシャルを運営する上で重要になる定期的な更新に関しても、ほぼ毎日更新されており、日々の積み重ねによってファンを離脱させない試みとなっています。

InstagramやTwitterに関してはFacebookページほどに力を入れていない印象ですが、しっかりと綺麗な写真を使用し、わかりやすいコメントを投稿、ハッシュタグを上手に活用しているなど、基本を抑えた運用だと言えるでしょう。また2018年2月6日の風呂の日には、加賀屋の様々な温泉や風呂を楽しんでもらうこと、そしてそれをSNS・ソーシャルで拡散してもらうことを目的として、各施設の写真を#加賀屋というハッシュタグで投稿してみては?といった形でのキャンペーンを実施しています。

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