アニメ・マンガの地方誘致・地方創生に関するインバウンド事例集

アニメ・マンガはどうやってインバウンドにおいて地方誘致・地方創生に取り組むべきなのか?

インバウンド市場が盛り上がる中で、アニメ・マンガが地方誘致・地方創生によってインバウンド集客で成功する事例が増加しています。都心部での訪日外国人受け入れのノウハウをそのまま持っていって成功する場合もあれば、地方ならではの特色を活かしたり、個別の取り組みが評価されている事例もあります。

このページでは、アニメ・マンガの地方誘致・地方創生のインバウンド対策やインバウンド集客における活用について、次の3つの事例を取り上げます。

  • アニメ・マンガ×地方誘致・地方創生事例その①:世界で空前ヒットとなった作品によって多くの訪日外国人が聖地を訪問「君の名は。」
  • アニメ・マンガ×地方誘致・地方創生事例その②:日本ではあまり注目されない駅が一点して観光スポットになった「SLAM DUNK(スラムダンク)」
  • アニメ・マンガ×地方誘致・地方創生事例その③:国内外から多くの観光客を集める「ポケットモンスター(Pocket Monsters)」

地方誘致・地方創生のためのインバウンド集客やインバウンド対策においては、業界・業種やターゲットとする国籍によってかなりその内容が様変わりします。例えば、中国出身の訪日外国人には人気の観光地が、台湾出身の訪日外国人には人気ではなかったり、その消費動向が異なっていたりすることがあります。またこういた訪日外国人の国籍とは関係ない共通の手法が、色々な国からの訪日外国人にしっかりと効果がある場合もあります。

ここでは、アニメ・マンガという業界・業種における地方誘致・地方創生の各社の事例を元にして、効果的な地方誘致・地方創生を活用したインバウンド対策やインバウンド集客のケーススタディーをしてみます。それでは見ていきましょう。

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世界で空前ヒットとなった作品によって多くの訪日外国人が聖地を訪問「君の名は。」

世界で空前ヒットとなった作品によって多くの訪日外国人が聖地を訪問「君の名は。」

世界で空前ヒットとなった作品によって多くの訪日外国人が聖地を訪問「君の名は。」

日本国内でも非常に盛んに行われている「聖地巡礼」ですが、そもそもは日本ではアニメに限定せず、大河ドラマのロケ地、小説の舞台などを訪れるファンによる「聖地巡礼」が行われていたものが、近年は特にアニメに関連する「聖地巡礼」が増えてきています。このアニメに関連した「聖地巡礼」の起爆剤とも言える作品が、日本では2016年8月26日に公開された「君の名は。」です。「君の名は。」は、人気アニメ映画を数多く作り出してきたアニメーション映画監督である新海誠氏が手がけた作品です。この作品は世界125の国と地域で海外配給が決定、2017年1月時点で全世界での興行収入合計が2億8,100万ドルに達し、「千と千尋の神隠し」の2億7,500万ドルを抜いて、日本映画として史上最高となったことも記憶に新しいでしょう。

世界で空前ヒットとなった作品によって多くの訪日外国人が聖地を訪問

この影響によって舞台となったのは岐阜県飛騨地方ですが、劇中では「糸守町」という架空の都市名となっていますが、公開前から「飛騨地方をイメージに据えた」と監督が語っていたこと、公開当初から岐阜県飛騨市とのタイアップによるプロモーション活動が行われていたことで、飛騨市が「聖地巡礼」にとってのメッカとなっています。作品による経済効果が合計でどの程度に登るのかは明らかになっていませんが、飛騨市内の美術館で開催された「君の名は。」展のミュージアムショップでは作品のオフィシャルグッズを数万円分購入していく訪日外国人も見られるなどのほか、地元の土産物の売れ行きも好調な他、近隣のホテルの宿泊需要も高まっているとのこと。

日本ではあまり注目されない駅が一点して観光スポットになった「SLAM DUNK(スラムダンク)」

日本ではあまり注目されない駅が一点して観光スポットになった「SLAM DUNK(スラムダンク)」

日本ではあまり注目されない駅が一点して観光スポットになった「SLAM DUNK(スラムダンク)」

次にご紹介する聖地巡礼の事例は「SLAM DUNK(スラムダンク)」です。「SLAM DUNK(スラムダンク)」は井上雄彦氏による高校バスケットボールを題材にした少年漫画作品で、1990年から1996年まで「週刊少年ジャンプ」に連載され、日本でも一大バスケットボールブームを巻き起こした作品です。舞台となっているのは神奈川県の主に湘南地区で、特に聖地巡礼のスポットとなっているのが、オープニングアニメーションに登場する鎌倉高校前駅付近の踏切です。日本では既に一昔前の名作といった印象の「SLAM DUNK(スラムダンク)」ですが、海外を中心に聖地巡礼の聖地となる作品は、日本で公開から数年がたった作品であることがありますが、これは公開時期の違いなどによるもので、公開から10年たった作品が実は海外では人気になっているという例も、今回の「SLAM DUNK(スラムダンク)」のように見受けられます。

日本ではあまり注目されない駅が一点して観光スポットに

特に「SLAM DUNK(スラムダンク)」でのファンが多いのが、中国、台湾、韓国などアジアからの訪日外国人で、漫画は中国語や英語、スペイン語など12カ国語で訳されアニメも放映されたものの、中国ではいまだにSNS上で「SLAM DUNK(スラムダンク)」に関する投稿が行なわれているほど。鎌倉高校前駅付近には特にこれといった飲食店もなく、「SLAM DUNK(スラムダンク)」の聖地であることを示すポスターなどもありませんが、現在でも多くの訪日外国人が訪れる人気スポットとなっており、何も事情を知らない日本人からすると「なぜこんな駅に外国人が沢山いて写真を撮っているのだろう?」と思わず首をかしげてしまうでしょう。

こうした人気を受けて、神奈川県はアニメや漫画の舞台となった県内の場所や施設をまとめたガイドブック「かなもえ」を作成し、2017年には訪日外国人向けに県内の観光地を紹介するサイトをオープン。この中で鎌倉高校前駅の踏切、県内の観光地を英語や中国語で紹介するなど、インバウンド需要にしっかりと対応しています。

国内外から多くの観光客を集める「ポケットモンスター(Pocket Monsters)」

国内外から多くの観光客を集める「ポケットモンスター(Pocket Monsters)」

国内外から多くの観光客を集める「ポケットモンスター(Pocket Monsters)」

日本を含め海外でも爆発的なヒットを記録した「ポケットモンスター(Pocket Monsters)」は、株式会社ポケモンから発売されているゲームソフト、そしてアニメなどのメディアミックス作品です。近年は米国のナイアンティックと株式会社ポケモンによって共同開発されたスマートフォン向けの位置情報ゲームアプリのポケモンGOの人気が高いわけですが、もともとはゲームソフト、そしてアニメによって多くのファンを獲得しました。ポケモンGOのゲームでの影響の大きさのほうが大きいとは言えますが、アニメ・マンガとして見た場合の影響も大きいため、最後の事例として「ポケットモンスター(Pocket Monsters)」を事例としてご紹介します。

国内外から多くの観光客を集めるポケモンセンター

聖地巡礼としての場所としては、「ポケットモンスター(Pocket Monsters)」の場合はポケモンのキャラクター戦略の拠点として日本とアメリカに展開する「ポケモンセンター」があります。これは日本国内には東京3店舗、横浜市、船橋市、名古屋市、大阪市、福岡市、札幌市、仙台市、広島市、京都市など訪日外国人にも人気の主要都市に存在し、アメリカでは、ニューヨークに任天堂総合ショップ内の1つとして存在します。店内では「ポケットモンスター(Pocket Monsters)」に関する様々なし商品があり、中でもポケモンセンターにしかないオリジナル商品としてお菓子、カップラーメン、ぬいぐるみ、生活雑貨、ステーショナリー、スマートフォン関連グッズ’、ゲーム機関連グッズなどがラインナップされています。

また、地方都市を含め様々な都市、観光スポットへの送客という意味では、位置情報ゲームアプリのポケモンGOが果たした役割も大きく、特定の観光スポットに行くと手に入りやすいレアポケモンの存在なども、地方の活性化に大いに役立っていると言えるでしょう。

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