DMOのSNS・ソーシャル活用に関するインバウンド事例集

DMOはどうやってSNS・ソーシャルをインバウンドに活用すべきなのか?

DMOとはディスティネーション・マネジメント・オーガナイゼーションの略で、地域の観光を盛り上げるために組織された団体です。地域観光を活性化させるためにKPIの設定・PDCAサイクルの確立・ブランディング活動などを行います。

現在、候補登録も含めると日本版DMOは128団体あります。ある一定の要件を満たすと日本版DMOとして観光庁より登録されますが、2018年6月度で正式な日本版DMOとして登録されているDMOは70団体あります。観光庁としては正式な日本版DMOを100団体をまず目標にしており、今後も増えていくことが予想されます。

そんなDMOですが、地域観光を活性化させるために、マーケティング活動やブランディングを積極的に行っていますが、その中でもSNS・ソーシャルを活用してインバウンド対策を行っているDMO団体が多数存在します。SNS・ソーシャルによるインバウンド対策はその他のインバウンド対策の中でも手軽に取り組みやすく比較的、低予算から始められます。

しかしながら、SNS・ソーシャルを活用したインバウンド対策は、業種業界によっても活用方法が全く変わってきます。そのため、実際の活用事例を、みなさまの団体に応用していただく必要があります。

次の3つのDMOのSNS・ソーシャル活用事例をご紹介いたします。まず1つ目は鳥取・島根を含む広域DMOである一般社団法人山陰インバウンド機構によるInstagramとFacebook活用術。一般社団法人山陰インバウンドは「縁の道~山陰~」と呼ばれる鳥取県・島根県から山口県萩市を結ぶ観光周遊ルートを整備しており、InstagramとFacebookで情報配信している事例をお伝えします。

2つ目は新潟県・群馬県・長野県の3県にまたがる地域連携DMOである一般社団法人雪国観光圏によるFacebook活用。一般社団法人雪国観光圏はガストロノミーツーリズムに力を入れており、その情報をFacebookで発信している事例をご紹介。

3つ目は一般社団法人宮城インバウンドDMOの「インスタ映え」する南宮城13選を活用したPRについて。宮城県内でインスタ映えする場所をピックアップし、観光名所にする取り組みの事例をお伝えします。本コンテンツの事例を、みなさまのSNS・ソーシャルを活用したインバウンド対策にお役立てください。それでは、DMOによるSNS・ソーシャルを使ったインバウンド対策についての事例を紹介していきます。

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山陰インバウンド機構のFacebookとInstagramを活用し「緑の道~山陰~」をPRした事例

山陰インバウンド機構が整備「縁の道~山陰~」:公式ウェブサイトより

山陰インバウンド機構が整備「縁の道~山陰~」:公式ウェブサイトより

楽天トラベルの「人気上昇都道府県・人気都道府県ランキング」によると島根県は2016年と比較して135.0%増の訪日外国人の宿泊数を記録しました。この伸び率は全国でもっとも大きい数値。島根県が、2017年の地方誘致において大きな成功を収めたといえる理由の1つが日本版DMOである一般社団法人山陰インバウンド機構に参加していたことです。

一般社団法人山陰インバウンド機構とは:「縁の道~山陰~」鳥取県~山口県を結ぶ観光周遊ルートを整備

一般社団法人山陰インバウンド機構とは鳥取・島根を含む広域DMOであり、「縁の道~山陰~」と呼ばれる鳥取県・島根県から山口県萩市を結ぶ観光周遊ルートを整備しています。中国山地を背景に日本海に面するこの観光ルート上には、多くの観光スポットや美しい自然景観が位置しています。

多言語でFacebookページを運営:一般社団法人山陰インバウンド機構のFacebook活用術

一般社団法人山陰インバウンド機構はFacebookページを活用して訪日外国人へ情報発信をしています。特筆すべきポイントはターゲット国に合わせてFacebookページの言語を変えているところです。中国語(繁体字)・韓国語・英語・日本語の4言語で展開。フォロワーを合計すると7,000以上になります。各国のFacebookページを見てみると週2回投稿をしており、マメに発信しています。

「#Sanin_stagram」のタグを活用:「縁の道~山陰~」をインスタでPR

一般社団法人山陰インバウンド機構「縁の道~山陰~」の公式ウェブサイトでは、Instagram上で「#Sanin_stagram」とタグをつけて写真を投稿することを呼び掛けています。その他にも#beautifulなどを投稿数が多く検索ボリュームが多いハッシュタグを組み合わせることにより、Instagram内での露出を増やしています。

Instagram活用はDMOではかなり重要なツールになってきてます。Instagramを活用し、ユーザーを巻き込んだフォトコンテストを行ったり、ハッシュタグを使い、拡散させたり、色々な活用方法があります。このように、InstagramやFacebookなどのSNS・ソーシャルはツールによって活用方法、特色などが全く違います。さらに、実際に使う場合は、その業種に合わせた活用方法が存在します。

今回のようにDMOであれば、ターゲット国に合わせた運用方法が必要かもしれません。さらに、Instagramであれば、自分たちの地域の特産品、インスタ映えする写真を投稿する際に、オリジナルのハッシュタグをつけることが重要です。ぜひとも、こちらの事例を参考にDMOにおけるSNS・ソーシャルのインバウンド対策に活用してくれましたら幸いでございます。

一般社団法人雪国観光圏のFacebookを活用し動画で魅了を発信した事例

ガストロノミーツーリズム紹介動画:一般社団法人雪国観光圏公式Facebookページより

ガストロノミーツーリズム紹介動画:一般社団法人雪国観光圏公式Facebookページより

訪日外国人の急激な増加を理由に、魅力的な観光地域づくりを推進し地域の「稼ぐ力」を引き出す組織であるDMOの必要性は年々大きなものになってきています。その中でも、富裕層インバウンドを狙い様々な取り組みをしているのが、新潟県・群馬県・長野県の3県にまたがる地域連携DMOである一般社団法人雪国観光圏 です。

富裕層をターゲットにしている一般社団法人雪国観光圏

一般社団法人雪国観光圏とは、新潟県の湯沢町・南魚沼市・魚沼市・十日町市・津南町、群馬県のみなかみ町・長野県の栄村の3県7市町村で構成されている地域連携DMO。2013年4月1日に設立され「真白き世界に隠された知恵に出会う Hidden knowledge in the white world」とのコンセプトのもと運営されています。

ターゲットとするインバウンド層は欧米在住の日本文化に興味がある富裕層、台湾・香港・シンガポール在住の富裕層の2つです。さらに雪国観光圏に訪れる訪日外国人の数を2倍にすることを目標として、様々なインバウンド対策を行っています。そのインバウンド対策の中でもSNS・ソーシャルにフォーカスを当てご紹介していきます。

Facebookを活用し動画でアプローチ

一般社団法人雪国観光圏では、公式Facebookページ上で「ガストロノミーツーリズム」の様子を配信しています。ガストロノミーツーリズムとは、「食文化」と「伝統文化」を活用したツアーリズムを指します。観光庁が公開している訪日外国人消費動向調査では訪日外国人が日本期待することの上位で上げられるのが、「日本食を楽しむこと」です。

さらに、欧米系の訪日外国人が期待することに「日本の伝統文化体験を楽しむこと」が上位に来ています。ターゲットとしている富裕層訪日外国人に対して、雪国観光圏の地域のガストロノミーツーリズムの良さを動画で伝えています。動画はテキストや写真の数倍以上の情報量があると言われており、インバウンド対策において非常に有効なツールです。

しかしながら、動画を作成しただけではインバウンド対策において効果はありません。作成した動画をターゲットとしている外国人に見てもらい、再生されなければ意味がありません。一般社団法人雪国観光圏では、動画を作るだけではなく、Facebook上で動画を展開することにより、多くの方に動画を見てもらう工夫をしています。このように、SNS・ソーシャルを活用し、動画を配信することで多くの外国人に見てもらうことができます。

一般社団法人宮城インバウンドDMOの「インスタ映え」する南宮城13選をPRした事例

宮城県南4市9町とは?:一般社団法人宮城インバウンドDMOホームページより

宮城県南4市9町とは?:一般社団法人宮城インバウンドDMOホームページより

一般社団法人宮城インバウンドDMOは2017年3月17日に誕生したDMOで、東北地方のインバウンド観光開発・プロモーション事業を展開するパソナグループの株式会社VISIT東北、インバウンド誘致・ツアーコンテンツ造成事業を行う株式会社侍とともに設立されました。

宮城県南4市9町が今年2月に設立した宮城インバウンドDMO推進協議会と連携する中で、宮城県南4市9町のインバウンド戦略を立案し、インバウンドを軸とした事業展開を進め、交流人口拡大・地域経済発展に貢献する民間主体の団体です。

これまでに「観光地域づくりの意識啓発研修」や「おもてなし力向上研修」などを企画、開催しており、精力的に活動を続けています。他にも「酒造ツーリズム」などのインバウンドにおいて先進的な取り組みをしているDMOと言えるでしょう。そこで、一般社団法人宮城インバウンドDMOのInstagramを活用したDMOにおけるSNS・ソーシャルの事例をお伝えします。

インバウンドでも「インスタ映え」する南宮城13選!:インスタを活用しPR

一般社団法人宮城インバウンドDMOと東北の観光情報を世界へ配信する訪日WEBマガジンであるtohoku365.com連携してインスタ映えする観光コンテンツ13個を発表いたしました。インスタ映えとは、写真共有サービスSNSであるInstagramに写真をアップロードして公開し、著しく映える、見栄えがとても良い、という意味で用いられる新しい言葉。

過去宮城県南をtohoku365の記事や、公式SNSで数々の場所を紹介しており、その中でも、ページビュー数・ユニークユーザー数やSNSのいいね!獲得数が多いものや、DMOのプロモーション活動の中でインスタ映えポイントを実際に見ながら、定量データ・定性データを総合的に見て、tohoku365編集部の厳選なる審査で選出して、インスタ映えする場所を特定しました。

ちなみに、13選とは、1.白石市:白石城 白石市の中心部(益岡公園)にあった平山城。2.名取市:Natu-Lino 名取市にある人気ジェラート店。3.角田市:角田市スペースタワー・コスモハウス 角田市のシンボル。4.岩沼市:仙台空港 名取市と岩沼市に跨る国際空港。

5.蔵王町:御釜(蔵王連峰) 蔵王町と川崎町の境界付近にある火口湖。6.七ヶ宿町:七ヶ宿ダム 宮城県最大のダム。7.大河原町:一目千本桜 大河原町、柴田町が誇る桜百選に選ばれる名所 8.村田町:ガラス工房キルロ ガラス作り体験もできる人気の工房

9.柴田町:船岡城址公園 公園内には1000本の桜があります。10.川崎町:青根温泉雪祭り 青根温泉の冬の大イベント 11.丸森町:ジェラテリア ラ・フェスタ 内装もお洒落なジェラート店&カフェ 12.亘理町:Watalis 古い着物をリメイクして作る工芸品店 13山元町:イチゴ農園(GRA) イチゴ狩でも人気の場所。

このように、Instagramを活用し、インスタ映えする観光地を作り出したり。PRすることを一般社団法人宮城インバウンドDMOでは行っています。

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